内定者研修や内定者フォローで使えるグループワーク
~オリジナル名刺交換ワーク~

内定者研修や内定者フォローで使えるグループワーク<br>~オリジナル名刺交換ワーク~

内定者研修や内定者フォローで使えるグループワーク
~オリジナル名刺交換ワーク~

10月に入り、内定式がひと段落した会社さんも多いのではないでしょうか?

入社までの残り半年間の内定者フォローも大切になってきますので、今回は内定者フォローの一環で使えるワークショップをご紹介していきたいと思います。

オリジナル名刺交換ワーク

今回、ご紹介するワークショップは、オリジナル名刺交換ワークというものです。

オリジナルで作成した名刺を用い、名刺交換を行いながら、同期同士で自己紹介しあい、お互いを知っていくためのワークです。

これは、ビジネスマナーの名刺交換トレーニングにも使えますし、同期同士のつながりを強化させるためにも使えます。

簡単にできますので、一度は試していただければと思います。
まずはどういった流れで進めるのか?を解説していきます。

どういった流れでワークを進めるのか?

参加者の方々に「オリジナルの名刺」を作成していただき、グループ内で名刺交換(自己紹介)をしあっていただきます。

オリジナル名刺交換の個人ワーク

まずは、一般的な会社の名刺に記載されているような、会社名、氏名、肩書き、住所、電話番号だけ、といったありきたりの名刺ではなく、オリジナルの「おもしろ名刺」を作成してもらいます。

と伝え、名刺交換の作成を促しましょう。時間は15分程度、取っても良いと思います。

オリジナル名刺交換ワーク

記載しやすいように項目をあらかじめ提示しておくと作成しやすいかもしれません。
例えば、このような項目で、必須項目と自由項目に分けると良いでしょう。

◎必須項目は下記です。
出身校(学校名・学部・学科):
入社の決め手: 
今後、どんな仕事をしていきたいか?:

◎あとは、自由に考えて、項目を作ってください。ただし、最低でも5つは項目を作成してください。
項目の例)
血液型:AB型
趣味:ランニング、ソフトボール、千鳥の漫才をYoutubeで聴く。
セールスポイント:比較的明るい
特技:サッカーゲームのウイニングイレブン
利き手:右手
好きな食べもの:おにぎり、バターチキンカレー(ナン)
好きな芸能人:千鳥
モットー(座右の銘):質実剛健 
※中学校の校訓でした。 「質実剛健」の意味は「飾り気がなく真面目で、強くしっかりしていること」です。

オリジナル名刺交換ワーク

オリジナル名刺交換ワーク

作成後は、名刺交換の方法を一通り、伝授します。

例えば、両手交換の方法は、こういった方法で行います。

渡すとき

①名刺を取り出し相手が読める方向に持ちかえ、名刺入れの上に自分の名刺を置くようにして両手で持つ(中指・人差し指で名刺入れを、人差し指と親指で名刺を挟む)。この時指が文字に重なっていないか確認する。

②胸の高さで持ち、会釈の姿勢をとる。

③「社名・(部署名・)フルネーム」をはっきりと名乗りながら、笑顔で名刺を差し出す。

受け取るとき

①名刺入れを盆代わりにして両手で受け取る。社名、ロゴ、名前、写真などに指が被らないようにする。

②「ありがとうございます。頂戴いたします。(○○様でいらっしゃいますね。宜しくお願いいたします)」と答え、丁寧にお辞儀をする。
※読みが分からない場合は「失礼ですが、何とお読みすればよろしいのでしょうか」と確認する。

③一旦頂いた名刺を名刺入れの裏側に控え、自分の名刺を渡す。

次は、片手交換(同時交換)の方法です。こういった方法で行います。

・・・上記と同じように解説し、代表者1名を決めて、見本を見せ合います。

オリジナル名刺交換ワーク

オリジナル名刺交換のグループワーク

その後、グループワークに移ります。

「作成した名刺をもとにグループ内で名刺交換(自己紹介)をしあっていただきます。
同期のことをお互いによく知っていくために、全員と名刺交換していきましょう。」

オリジナル名刺交換ワーク

という流れで、同期同士で名刺交換を行います。
名刺交換の練習にもなりますし、同期同士の自己開示にもなり、コミュニケーションの活性化につながっていきます。

オリジナル名刺交換ワーク


今回は、内定者フォローや内定者研修で使えるグループワークとして、「オリジナル名刺交換ワーク」をご紹介してきました。

簡単にできるワークですので、ちょっとした交流会やフォローアップ研修にも活用できますので、ぜひ参考にしてみてください。


【執筆者情報】

ビジネスゲーム研究所 米澤徳晃

研修会社に入社後、研修営業、研修講師業に従事。その後、社会保険労務士法人で人事評価制度の構築やキャリアコンサルティング活動に従事。その後、独立。講師登壇は年間50登壇を超え、講師としてのモットーは、「仕事に情熱を持って、楽しめる人たちを増やし続けたい」という想いで、企業研修を行っている。

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