目次
なぜ「ゲーム」でアンガーマネジメントを学ぶのか
アンガーマネジメントゲームとは
実際にやってみたプレイ体験
なぜこのゲームがオススメなのか
「学び」に変えるためのポイント
アンガーマネジメントゲームを継続的な学びにする工夫
ゲームを超えて活かすための心がけ
なぜ「ゲーム」でアンガーマネジメントを学ぶのか
アンガーマネジメントゲームとは
実際にやってみたプレイ体験
なぜこのゲームがオススメなのか
「学び」に変えるためのポイント
アンガーマネジメントゲームを継続的な学びにする工夫
ゲームを超えて活かすための心がけ
なぜ「ゲーム」でアンガーマネジメントを学ぶのか
アンガーマネジメントを学ぶ方法としては、書籍やセミナー、カウンセリングなどさまざまな手段があります。しかし、実践に移す前の段階で「自分には本当に必要なのか」「やり方が難しそう」という先入観が生まれ、なかなか行動に移せないことがあります。そこで「ゲーム」という楽しさが加わることで、気軽に取り組むきっかけになるのは大きなメリットだと感じました。 人は「学ばなければならない」と思うと構えてしまいがちですが、「ゲームならちょっと遊んでみようかな」と軽い気持ちでスタートできます。実際にプレイしてみても、ゲームのルールはシンプルでわかりやすく、誰でも始めやすいように工夫されていました。こうした導入のしやすさは、多くの人にとって大きな魅力となるでしょう。 また、怒りの感情はあらゆるシチュエーションで突然起こるものです。日常生活のなかで「これは試す価値がある」と思っても、その場でスキルをすぐに活かせるかどうかは別問題。しかし、ゲームの中で「どういう場面でどんな怒りが出てくるか」「そのときどう対処すればよいか」が疑似体験できるというのは、実生活での応用を後押ししてくれます。「学ぶ→試す→修正する」のサイクルが、ゲームの中で自然に回っていく感覚があるのは大きな特徴でしょう。

アンガーマネジメントゲームとは
本商品は、遊んでいるうちにムダな怒りやイライラを感じることが減っていくことが期待できるゲームです。 カードに書かれた“怒り”を感じうる様々な場面に対し、回答者がどのくらいの“怒り”を感じるかを他プレイヤーが予想して当てる“怒りのツボ当てカードゲーム” です。様々な「できごとカード」に書かれた内容がもし起こったら、カードを引いた回答者が、0(全く何も感じない)から10(人生最大級の怒り)まで、どのくらいの怒りを感じるかを他のプレイヤーが予想していき、回答者の怒りを当てた人が得点を獲得します。 遊んでいるうちに、プレイヤー同士がお互いの“怒り”のツボをわかりあえたり、いろいろな会話が生まれたりして、怒りにくくなるための気付きを得ることができます。推奨プレイヤー人数は2~6人(最大12人まで遊ぶことが可能)と幅広く、友人同士や職場の同僚、夫婦・家族間のコミュニケーション、ビジネス現場におけるチームビルディングなど、様々なシチュエーションでご活用いただけます。
アンガーマネジメントゲームのご紹介:https://www.angermanagement.co.jp/special/angermanagement-game202312

実際にやってみたプレイ体験
今回私が体験したアンガーマネジメントゲームは、カードを使用して、特定のシチュエーションを設定したうえで「もしこういう状況に置かれたら、怒りの感情がどれぐらいの点数なのか」といった怒りの感情を可視化して進行していきます。複数人でプレイする場合には、他の人の怒りのポイントや反応の仕方を共有することで、自分とは違う視点や対処法を学べる点も新鮮でした。 たとえば、ゲーム内で提示されたシチュエーションが「仕事の進め方について上司に細かく口出しをされる」「急ぎの締め切りがあるのに、同僚がのんびりしている」といった内容だとします。このとき、自分がもしその立場であれば、どういう感情を抱くのか、どの程度イライラ度合いが高まるのかを自己評価します。 「普段は自分なら怒ってしまうだろうな」と思うシチュエーションでも、他の人の判断を聞いて「あ、こういう考え方やアプローチ方法があったのか」と気づいたりする機会が増えます。ゲームとしては楽しみながらも、実は自分の怒りに対する癖やパターンを客観的に把握しやすい仕組みになっていると感じました。特に、複数人でプレイすると「自分だったらこうするかも」という意見が飛び交い、学びの幅がグッと広がります。 アンガーマネジメントゲームは、怒りの感情を扱うスキルを「ゲーム」というライトな形式を通して学ぶ方法として注目されています。しかし、メリットばかりではなく、取り組み方によっては生じうるデメリットも存在します。ここからは、アンガーマネジメントゲームのメリットとデメリットを整理し、考察してみます。
メリット
1. 気軽に始められる
①心理的ハードルが低いアンガーマネジメントと聞くと、セミナーやカウンセリングを想像して「少し敷居が高そう」と感じる人もいますが、ゲーム形式であれば「ちょっと遊んでみる」感覚で始めやすくなります。 ②楽しみながら学べる
ゲームというエンターテインメント要素があるため、怒りの感情という重たいテーマでも、楽しさを感じながら取り組むことができるのは大きな利点です。

2. 実践的なシチュエーションで学べる
①日常に近い場面を想定アンガーマネジメントゲームは多くの場合、仕事や家庭、友人関係など身近なシチュエーションがカードやシナリオに取り入れられています。自分の現実に置き換えて想像しやすく、「もし自分が同じ状況ならどうするか」を具体的にシミュレートできます。 ②疑似体験によるトレーニング
現実で怒りが高まっている最中に冷静な対処をするのは難しいですが、ゲームの中であらかじめ練習しておくことで、いざというときに対応策を思い出しやすくなります。
3. 多様な意見や視点に触れられる
①他者の考え方がわかる複数人でプレイする場合、自分が想定していなかった対処法や感情の捉え方を共有し合えます。怒りを引き起こすポイントは人それぞれであり、「自分にはない視点」を吸収できるのは大きな学びになります。 ②コミュニケーションの活性化
ゲーム中に意見交換をすることで、「この人はこういうときに怒りやすいんだな」「意外とこういう対処方法を知っているんだな」といった発見があり、人間関係の理解が深まる可能性があります。
4. フィードバックを得やすい
①結果がすぐにわかるカードや選択肢を通じて、自分がどのように対処するかを選んだ直後に、ゲーム内で仮想の結果や他者からのコメントが得られます。現実ではフィードバックが遅れたり曖昧になったりするケースが多いですが、ゲームなら瞬時に結果がフィードバックされるため、学習効果が高まりやすいです。 ②客観的に振り返るきっかけ
プレイ後の振り返り(レビュー)やディスカッションをすることで、「なぜあの場面で怒りが湧いたのか」「どう対処すればより良かったか」を客観的に考察でき、自己理解が促進されます。
5. 繰り返しできる・応用が効く
①短時間でも実施可能1回のゲームプレイは比較的短時間で完結するため、職場の研修や学校の授業、家族や友人同士の集まりでも気軽に取り入れやすいです。 ②定期的な実施でスキルアップ
何度もプレイすると、自分の怒り方や対処法の変化に気づけます。継続的に行うことでアンガーマネジメントスキルが徐々に身につき、実生活での応用力が高まります。
デメリット:もの足りなさを感じるところ
1.ゲームだけでは深刻な問題を解決しきれない
①専門的支援が必要なケース怒りの感情が極度に強く、精神的なトラブルや身体的暴力が伴うような深刻なケースでは、ゲーム形式の学びだけでは不十分です。カウンセリングや医療機関、専門家の支援が必要となる場合があります。 ②自己流で終わってしまうリスク
ゲームはあくまで「入り口」や「補助ツール」として機能しますが、正しい理解やアフターフォローなしに自己流で終わらせてしまうと、理論や方法が中途半端になってしまい、思うような成果が得られない可能性があります。
2.シチュエーションや内容の限界
①汎用的すぎる/限定的すぎるカードの内容ゲームに登場するシチュエーションやカードの内容が一般的なものに限られる場合、自分の現実の問題には当てはまらないこともあります。逆に、職場用・家庭用など特化しているゲームでは幅広いケースを学びづらいことも。こういった点が少し物足りなさを感じるかもしれません。 ②ゲーム内の設定と実際のギャップ
ゲームでは所要時間やルールによってシンプルにまとめられていますが、現実の怒りの背景には複雑な要因が絡むことが多いです。ゲームの設定がシンプルすぎると、実際の複雑な状況には十分対応できない恐れがあります。
3.グループワークにおける弊害
①本音を出しづらい複数人でのプレイだと、「周囲にどう思われるか」「職場の上司や部下がいる前で本音を言いづらい」といった理由で、自分の本当の怒りのポイントを隠してしまう場合があります。その結果、表面的なやりとりに終始してしまうおそれがあります。 ②集団心理の影響
ゲームの流れや他者の意見に合わせてしまい、「自分が本当に感じている怒り」を意識せずに流される可能性があります。集団でわいわい楽しく盛り上がる一方で、個別の深い問題が埋もれてしまうことも考えられます。
4.ゲーム化による「軽視」のリスク
①怒りの問題が矮小化される可能性ゲームで学ぶ利点として「気軽さ」が挙げられますが、場合によっては「怒りのコントロールがこんなに簡単に身につく」と誤解してしまい、問題の根本を見逃す恐れがあります。 ②真面目に取り組まない人が出てくる
ゲームとなると「レクリエーションの一環だ」と捉えて、真剣に学ぶ姿勢に欠けるメンバーが出ることもあります。その結果、学びよりも単なる遊びに終わってしまうリスクがあります。
5.運営やファシリテーションが重要
①適切な進行役・ファシリテーターの存在アンガーマネジメントの知識があるファシリテーターや進行役がいないと、議論が脱線したり、感情をむやみに掘り下げて対立が生じたりする可能性があります。特に、重たい話題が出たときには知識と経験をもったサポートが不可欠です。 ②ルール設定や難易度調整が難しい
ゲームのルールやシチュエーションが合っていないと、参加者のモチベーションを保てず、中途半端に終わる場合があります。また、対象者(子ども向け/大人向け/職場向けなど)によってゲームの内容や進め方を調整する必要があり、準備に手間がかかることも。 アンガーマネジメントゲームには、「楽しみながら怒りの対処を学べる」「多様な意見交換がしやすい」「気軽に導入できる」などの大きなメリットがあります。一方で、「深刻な問題には対応しきれない」「内容が限定的」「集団心理の影響で本音を言いづらい」「ゲーム化による軽視のリスク」といったデメリットも見逃せません。

なぜこのゲームがオススメなのか
私が感じるアンガーマネジメントゲームの大きなオススメポイントは以下の3つです。
1.楽しみながら学べる
怒りについて学ぶというと、一見重たくて真面目な話ばかりになりがちです。しかしゲーム形式であれば、楽しさを感じながら進められます。カードを引いたり、選択肢を検討したりといった作業そのものが、子どものころに遊んだボードゲームのようなワクワク感を呼び起こします。
2.具体的なシチュエーションでトレーニングできる
アンガーマネジメントを語るうえで大事なのは、現実的なシチュエーションでどのように対処するかという点です。このゲームは、日常生活や仕事などでよくありそうな事例がシチュエーションカードに盛り込まれているため、「もし自分が同じ状況に置かれたら」というリアルな想像をしやすいです。頭の中の理論で終わらず、実践的な知識や行動が身につきやすいのは魅力的です。
3.他者の視点や経験が学びやすい
アンガーマネジメントは、結局のところ「自分の感情の傾向を把握して、適切なコントロール方法を選ぶ」ことがメインテーマですが、複数人でプレイすると自分にはない発想や考え方に触れられます。「同じ状況でも怒りを感じるポイントは人それぞれ違うんだ」「こんなふうに対処する人もいるんだ」という発見は、単なる知識以上に心に残る学びになります。
「学び」に変えるためのポイント
ゲームをプレイしている最中はとても楽しいのですが、それを日常にどう活かすかを考えなければ、「楽しい時間」で終わってしまうこともあります。ここからは、せっかくゲームをプレイした体験をより深い学びにつなげるためのポイントをいくつか紹介します。
1.自分が選ばなかった選択肢を振り返る
ゲーム中には必ず「こういう対処を選んだほうがよかったのかな」「でも私は別の選択肢を選んだな」という場面が出てきます。その選択について「なぜ自分はそちらを選ばなかったのか?」「選ばなかった選択肢を実際にやってみたら、どんな結果になっていたか?」を後から振り返る作業が重要です。ゲームを終えてからもう一度カードを見直すだけでも、新たな気づきが得られます。
2.プレイ後のフィードバックを意識する
ゲームが終わったら、できるだけ早い段階でフィードバックの時間をつくりましょう。自分自身の感想や学びだけでなく、他の参加者に「自分はこう思っていたけど、あなたはどう捉えていたの?」と質問してみるのも良いです。個々の感情の起伏や、対処のクセなどが会話を通じて見えてくると「なるほど、そういう捉え方もあったのか」と自分の視野が広がります。 3.学んだ対処法を日常の中で試してみる
アンガーマネジメントゲームで知ったさまざまなアイデアを、意識的に日常生活のなかで使ってみることが大切です。たとえば「6秒ルール」(怒りがピークになってから6秒待つと理性が戻りやすい)や「言い換えテクニック」(自分や相手の発言をポジティブに言い換える)といった有名な方法を、実際の場面で使う練習をしてみましょう。ゲームの中で疑似体験した場面と似たシチュエーションが現実に訪れたら、「あ、ここでゲームのアレを思い出せばいいんだ」と実践できると学びが一気に深まります。
4.「怒り」のメカニズムそのものを理解する
怒りはあくまで二次感情であり、その背景には不安や悲しみ、失望など別の感情が隠れていることが多いとされています。ゲームの中でも、プレイヤー同士が「本当はどんな気持ちで怒りを感じているんだろう?」と問いかけるシーンが出てくるかもしれません。ゲーム体験をきっかけに、怒りの根底にある自分の本当の感情にも目を向けてみると、より深い自己理解につながり、対処の選択肢も増えていきます。
アンガーマネジメントゲームを継続的な学びにする工夫
ゲームを一度プレイしただけで終わるのではなく、継続的な学びとして根づかせたいなら、以下のような工夫をするのも良いでしょう。
1.定期的な再プレイ
複数回プレイすると、その都度シチュエーションカードへの反応が変わっている自分に気づくことがあります。「前回このカードを引いたときは怒り度MAXだったけれど、今はちょっと違うかも」といった変化を知ること自体が、成長を実感するきっかけになります。また、新しいメンバーを加えてプレイすれば、新鮮な意見や他者の視点が取り入れられ、刺激を受け続けられます。
2.ワークショップ形式での導入
職場や学校、地域のコミュニティなど、複数人が集まる機会にワークショップ形式で取り入れてみるのもおすすめです。司会進行役を決めて、ゲームをプレイするだけでなく、プレイ後のディスカッションや感情の振り返りなどもセットにすると、より有意義な時間になります。自分だけでなく周囲も怒りのコントロールを意識するようになると、コミュニケーション全体の質が高まります。
3.サブツールを活用する
アンガーマネジメントに関連した本やオンライン講座、アプリなどを合わせて利用することで、学びの効果がさらに高まります。ゲームだけではカバーしきれない理論的な背景や、最新の研究成果なども取り入れられると、理解がより深まります。定期的に情報をアップデートすることで、「アンガーマネジメント=一度学んだら終わり」ではなく、生涯を通じて使い続けられるスキルとして身につけることができます。
ゲームを超えて活かすための心がけ
アンガーマネジメントゲームは、あくまで「怒りの感情を客観視し、対処法を増やすためのツール」です。それを使いこなすためには、日常的に「自分はどんなときに怒るのか」「その怒りの裏側には何があるのか」を意識し続けることが欠かせません。そのために必要なのが、日常の中で感情に敏感になる習慣です。具体的には次のようなステップを心がけると良いでしょう。
1.怒りが起きたら書き出す
ゲームで取り扱ったシチュエーションと似た出来事が起こったとき、そのときの自分の感情や思考、行動を簡単にメモしておくと、振り返りの材料になります。頭の中だけで処理すると忘れてしまいやすいので、思い立ったらスマホにメモを取るだけでもかなり違います。
2.感情のトリガーを探す
「なぜあのときこんなに怒りが湧いたのか?」を追求してみると、自分が大切にしている価値観や、過去の経験に根ざしたトリガーが見つかることがあります。たとえば「時間を守ることを重んじる性格だから、遅刻に対して人一倍怒りがちなのかもしれない」など。こうした自己理解を深めると、似たシチュエーションが起こったときの対処がぐっと楽になります。
3.自分を責めない
アンガーマネジメントは、怒りという感情そのものを否定するものではありません。怒ること自体は悪いことではなく、必要な場合もあります。大切なのは、怒りに振り回されず、適切に使うこと。感情的になってしまった自分をいたずらに責めるのではなく、「どうして怒ったのか、次回はどうするか」を建設的に考える姿勢を持つことがポイントです。 アンガーマネジメントゲームを実際にプレイしてみて感じたのは、「怒りの感情を学ぶことは決して堅苦しいものではない」ということです。カードをめくりながら、みんなで「こんなとき、私ならこう感じる」「え、そんなことで怒るの?」と笑い合う体験は、一見するとただのレクリエーションのようでもあり、しかし実は深いレベルで自分や他者の感情に向き合うきっかけになっています。 ゲームの良さは「試行錯誤しながら楽しむ」プロセスにあると思います。怒りを完全に無くすのではなく、「自分にとって許せるラインはどこか?」「怒り始める前にできる工夫はないか?」「怒ったあと、どうフォローしたら関係を修復できるのか?」といった問いに対して、試行錯誤する場があることこそが重要です。プレイを通じて自分の思考や行動を振り返り、他者のアイデアに触れ、さらに実生活に活かしてこそ、このゲームの真価が発揮されると言えます。

まとめ
アンガーマネジメントを学びたいけれど、一歩踏み出すきっかけがなかったという人にとっては、「アンガーマネジメントゲーム」は非常に有効なツールだと感じました。単に知識を得るだけでなく、実際に体験しながら学べるので、頭と心の両方で「怒り」と向き合えるからです。さらに、複数回プレイすることで、自分の変化を実感したり、周囲とのコミュニケーションがスムーズになったりと、さまざまな恩恵を得ることが期待できます。
もちろんゲームだけで全てが解決するわけではありませんが、怒りを上手にコントロールするための第一歩として、これ以上ないほど取り組みやすい方法でしょう。大切なのは、この「学びのきっかけ」をいかに継続的な学びにつなげるか。ゲームを通じて得た気づきを日常に持ち帰り、実際の人間関係や仕事の場面で少しずつ実践していくことで、「怒りと上手につきあう自分」への道が開けていくはずです。
もし、周囲に「最近イライラが募ってつらい」「職場でもつい怒りを爆発させてしまう」と悩んでいる方がいれば、まずはこうしたゲーム形式のアプローチを一緒に試してみてはいかがでしょうか。ゲームをきっかけに、「怒り」をオープンに語れる土壌が生まれ、結果的に自分も相手も楽になる。そんな前向きな連鎖反応を期待できるのが、このアンガーマネジメントゲームの最大の魅力だと思います。ぜひ、一度体験してみてください。
【執筆者情報】
ビジネスゲーム研究所 米澤徳晃
研修会社に入社後、研修営業、研修講師業に従事。その後、社会保険労務士法人で人事評価制度の構築やキャリアコンサルティング活動に従事。その後、独立。講師登壇は年間100登壇を超え、講師としてのモットーは、「仕事に情熱を持って、楽しめる人たちを増やし続けたい」という想いで、企業研修を行っている。