マナー研修で使えるビジネスゲーム3選のご紹介

マナー研修で使えるビジネスゲーム3選のご紹介

マナー研修で使えるビジネスゲーム3選のご紹介

そろそろ新入社員の教育内容を考えられる時期ではないでしょうか?

新入社員研修で絶対と言えるほど確実に入ってくる内容がビジネスマナー研修です。

諸外国ではあまりビジネスマナー研修を大々的にはやっていないようです。大学在学中などにあらかた社会人としての新入社員研修を行わない理由としては、アメリカでは、大学在学中に社会人研修が終了しているからだそうです。日本の新入社員研修で行われるビジネスレターの書き方や、ビジネスマナーは、既に大学の授業で勉強済みなんだとか。

諸外国の環境とは打って変わって日本では特に礼儀礼節、作法といったマナーを重んじます。そういった点からもマナー研修は外せない内容なのでしょう。

ビジネスマナー研修を導入するにあたり、人事の方から下記のようなご意見をいただいたことがあります。

・ビジネスマナー研修っておおかた実践形式で進んでいますが、マナーの項目が多いだけに時間がかかり間延び感が出ますよね?
・ビジネスマナー研修を受けてお終いになってしまうことがあって復習させるのが難しいと感じます。

確かにビジネスマナー研修を受けて終わりではもったいないと思います。そこで今回は復習要素として活用できるビジネスマナー系のゲームを3つご紹介していきたいと思います。

ビジネスマナー研修で伝えるビジネスゲーム3選

マナーの達人

●概要


マナーの達人は、ビジネスマナーの知識習得のためにゲームカードを活用して、学ぶものです。各自の持ちポイントが10ポイントで、各自の持っているポイントを取り合うゲームです。

参加者に、以下のマナーの10テーマのうち、1テーマずつを各自に割り振っていきます。

【マナーの項目】
(1)身だしなみ・服装
(2)言葉遣い・敬語
(3)名刺交換
(4)挨拶のマナー
(5)来客対応・訪問対応
(6)電話応対
(7)メール応対
(8)席次表
(9)SNSの使い方
(10)飲み会のマナー

1つの項目に10個のクイズ(Q&A)があり、合計100個の質問カードが存在します。質問数が豊富なので何度も使えて面白いゲームだと思います。

またビジネスマナーを知らないことが知らぬ間に相手(お客様や取引先)からの信頼を失っている可能性があり、特にお客からの信頼損失は企業としての信用を失うことに繋がりかねないということを理解してもらえます。

●効果


マナーの達人では、ビジネスマナーを身に付けていないことによる弊害について、身を持って理解してもらえます。もし、ビジネスマナーを知らず、クイズに答えられず、ポイントが手持ちの10ポイントから減ってしまっていては、相手からの信頼を失う可能性が現場でも起こり得るという点です。

またマナーの達人は、個人戦でも、チーム戦でも行えますので、チームビルディングの要素としてもご活用ができます。

●時間(目安)


60分〜90分

●実施企業


ビジネスゲーム研究所:マナーの達人のやり方(詳細)は下記のURLからご覧ください!
(https://business-games.jp/manners_tatsujin/)

マナーストーリー

●概要

マナーストーリーは2人1組で新入社員役とゲーム進行役に分かれてプレイするマナーを題材としたビジネスゲームです。ゲームは企業訪問編と、来客対応編の2パターンが用意されていますので、企業訪問編が終わったら役割を変更(新入社員役⇔進行役)して進行をしていただきます。

ゲーム開始時には、新入社員役に3枚のチップが与えられるそうです。 このチップは新入社員に与えられた信頼値を表しています。ゲームを勧めていく中で誤ったマナーを選択してしまうと信頼チップを失ってしまいます。

●効果

マナーストーリーではビジネスマナーを知らないことは知らぬ間に相手(上司や顧客)からの信頼を失っている可能性があり、特に、お客からの信頼損失は企業としての信頼損失に繋がりかねないということを知ってもらえます。

●時間(目安)


30分〜60分

●実施企業


株式会社ハートクエイク様:https://heart-quake.com/article.php?p=5900

画像出典:株式会社ハートクエイク様「マナーストーリー」

ゲームカンパニーX

●概要


受講生は架空のゲームメーカー「㈱ゲームカンパニー」に入社し、 開発・営業・技術の現場に仮配属されゲームの制作販売のサポート業務を遂行していきます。

ゲームを通じて、社会人としての意識と心構えを醸成し、相手の立場に立って行動することを理解してもらえます。またビジネスマナーがなぜ必要なのかを理解した上で、基本の型を体得し、仕事を進める上で必要なPDCAを体感演習を通して習得することが目的です。

●効果


・社会人としての意識と心構えができている。
・ビジネスマナーの必要性を理解して、臨機応変なビジネスマナーを実践できる。
・PDCAの必要性を理解し、PDCAを回す意識が醸成されている

●時間


2日間

●実施企業


株式会社ノビテク様:https://www.nobetech.co.jp/training/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%8B%E3%83%BCx/


今回はマナー研修で活用できるビジネスゲームをご紹介してきました。 ビジネスゲームマナー研修を実施する際に復習要素として定着度を測るツールとしてぜひ参考にしてみてください。


【執筆者情報】

ビジネスゲーム研究所 米澤徳晃

研修会社に入社後、研修営業、研修講師業に従事。その後、社会保険労務士法人で人事評価制度の構築やキャリアコンサルティング活動に従事。その後、独立。講師登壇は年間100登壇を超え、講師としてのモットーは、「仕事に情熱を持って、楽しめる人たちを増やし続けたい」という想いで、企業研修を行っている。

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