システム思考や全体最適な視点をゲームで学び、
解決思考を高めるゲーム

ビールゲーム

こんなコンテンツをお探しの方にオススメです

  • ・ビールゲームを社内で実施したい
  • ・システム思考を体感し、問題解決思考を高めたい
  • ・全体最適という視点を従業員に伝えたい

上記のような研修のニーズをお持ちのお客様に向け、体験型のビジネスゲーム研修をご提供します。

ビールゲームのご説明


ビールゲーム

【ビールゲームの設定】

参加者は、職人のつくる美味しいクラフトビールのサプライチェーンにおいて、工場、一次卸、二次卸、小売の4つのうち、いずれかの役割を担っていただきます。

このゲーム演習では、あらかじめ需要シナリオが設定されている状況において、各役割が週ごとの発注の意思決定を通じて、サプライチェーン全体のコスト最適化を図ります。このシミュレーションでは、時間やコミュニケーション上の制約の中で意思決定を行います。

【ビールゲームの特徴】


ビールゲームは、1960年代にMIT(マサチューセッツ工科大学)に導入されて以降、オープンソースとして提供され、世界中で広く使われているビジネスゲームです。

「景気が良くなると設備投資を行い、人を採用して多くの製品を出荷できるようにする。しかし、ようやく生産が落ち着いた頃に景気が悪くなり、人員を削減し、設備を売却する」このように組織の中で繰り返される問題を、いったいいつまで続ければいいのか?

現実で繰り返し起きていることを、自身が役割を持つシミュレーションとして体験していきます。 そこで何が起きているのか、自分自身の意思決定がどのように影響しているのかを知り、問題の本当の原因を探索していける内容です。

ビールゲームの実施要項

人数

推奨 10〜30名
※30名以上の開催も可能ですが、その際はお問い合わせください。

実施時間

推奨 3時間〜6時間

運営方法

・講師派遣対面型(弊社ファシリテーターの進行)
※申し訳ございませんが、キットのレンタルは弊社では行っておりません。

金額


・講師派遣対面型:120,000円~(税別)
※3時間、15名までの対応の場合
※人数によって金額は変動いたします。

ビールゲームの進め方

①準備


事前に、机の上にビールゲームのシートを設置します。
1チーム4名の役割(小売店、二次卸、一次卸、工場)を決めます。

②ルール説明/初期配置


ルール説明を行います。工場は原材料からビールを生産し、ビールは一次卸、二次卸、小売店を経由し、最終的に顧客(消費者)に配送されます。
ただし、発注から配送には、タイムラグが存在しますので、在庫の保持が必要です。

在庫が増えすぎるとコストに影響し、発注があるのに在庫がなくなると機会損失が発生します。

ゲーム中に各レイヤーで、参加者が行う意思決定は、「発注数を決める」ということだけです。 それ以外はルールに従って、コマを移動(配送)させたり、注文数や在庫個数、発生したコストを記入していきます。

「発注数の違い」だけで、ゲーム終了後の各チームのコストの総額が大きく変わることになります。

③ゲームの進行

ステップ(1)  
商品配送—「配送中」に置いてある商品を、左のマスに移動します。
↓↓※工場のプレイヤーは、「原材料」にある商品を左のマスに移動します。
ステップ(2)  
注文数オープン—「発注カード」をオープンします。
↓↓※小売店のプレイヤーは、「注文カード」をオープンします。
ステップ(3)  
販売&配送—「発注カード(小売限は注文カード)」に記載された数を、左のマスに移動します。
↓↓
ステップ(4)  
注文数の記入—ワークシートに注文数、在庫、受注残を記入します。  
↓↓
ステップ(5)  
発注移動/生産—工場の人は「生産要請」カードをオープンし、そこに書かれている数の商品を「原材料」に置きます。  
↓↓
ステップ(6)  
発注移動—発注カードを右の「発注中」マスに移動します。  
↓↓
ステップ(7)  
発注数の決定—発注数を決定し、カードに記入後、右の「発注中」マスに置きます。

このステップ(1)~(7)を第1期とし、30期行います。(実施時間によって50期まで実行可能) ゲーム進行中は、チームメンバーとの相談や話し合いは禁止です。全員で相談する事なく、発注数を決めなければなりません。

④結果発表


30期が終了したら、各プレイヤーは自分のコスト額を計算します。
その後、4名のチームメンバーのコスト総額を合計し、チームとしての最終成績を出して発表します。 全チームの計算が完了したら、成績発表を行い、優勝チームを決定します。

⑤振り返り


振り返りのワークシートを使用して、ゲームの振り返りを行います。
「自分のコストを減らすだけでなく、全体最適について考えてプレイすることができたか」
「どうすればよりチームのコスト管理を行うことができたか」について、個人・チームで話し合います。

⑥講義


講義スライドに従って、「氷山モデル」や「システム思考」、「メンタルモデル」についての講義を行います。 一度ゲームで体験していることで、講義の内容への理解が一層深まります。

参加者のご感想

各プレイヤーは、発注してから届くまでにタイムラグがあるため、

    ・「最初は在庫が余ってもいいから、受注切れだけは起こさないようにしようと思っていました。小売店と二次卸を見に行ったときに在庫が全くないように見えたので、大きな発注が来るかなと思い準備をしていたつもりですが、全然発注数が増えず、何でだろうと考えていました。」

    ・「小売、一次卸、二次卸の状況を見て在庫があまりなかったのでこれから発注が増えると思ったため。また受注が多くなったので、多くの生産を行ったら今度は受注が減って多くの在庫を抱えることとなった。自分たちの行動は変えられるが、自分たち以外の環境はコントロールできないことを改めて感じた。もっと買ってほしいとイライラした 笑」

という状況が発生します。

期を繰り返す中で、自分の意思決定が全体に影響を及ぼしていることについてや、SCMの構造を体感することができます。

ビールゲーム導入事例は下記のURLからご覧ください!
社会医療法人ピエタ会 石狩病院様:http://business-games.jp/casestudy11/

実施の様子

ビールゲームの活用ポイント

ビールゲームは、下記の研修テーマで実施することをオススメします。

①システム思考研修
②コミュニケーション研修
③チームビルディング研修
④問題解決思考研修

上記のテーマ、階層にあった研修スライドをご用意しております。
それぞれの研修で、伝えたいメッセージをきちんとお伝えすることが可能ですので、ご安心ください。

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