チームビルディングの重要性を体験できる
合意形成(コンセンサス)ゲーム
~NASAゲーム~
こんな研修をお探しの企業様にオススメです!
- 参加者同士の絆が深まり、チームビルディングに繋げたい
- コンセンサス(合意形成)の取り方を学べる
- 採用選考時や研修時に使えるワークを探している
上記のような研修のニーズをお持ちの企業様に向けに「体験型」のビジネスゲーム研修をご提供します。
目次
NASAゲームとはNASAゲームの実施概要①
NASAゲームの実施概要②
NASAゲームの設定
NASAゲームの実施の流れ
NASAゲームの雰囲気
NASAゲームを進めるときのポイントと注意点は何か?
NASAゲームのオンライン版のご紹介
NASAゲームのご紹介
NASAゲームとは
NASAゲームとは、研修や採用選考時のグループワークでチームビルディングの要素を学べるゲームです。
グループとチームは目的意識を持って、活動しているかどうかが大きな違いですが、ただのグループからチームに変化していく流れを体験することができます。
NASAゲームでは、個人の意見とチームメンバーの意見をすり合わせながら、チームで同じ解答を選ばなければいけません。 いわゆるチームメンバーとの合意形成(コンセンサス)が必要がとなるゲームです。
全員の解答を一致させる必要があるため、時には意見が対立することも想定されますが、それを多数決や個人の強制(一人の意見)ではなく、 しっかりと話し合って合意することの重要性を理解していただきます。
NASAゲームの学びポイント
このゲームのポイントは以下の3点です。
・チームで考えることのメリットデメリットの理解
・合意形成の取り方の難しさを実感
・グループからチームに移行していくプロセスの把握
NASAゲームでは、上記を体験、理解することができます。
NASAゲームの実施の流れ/チームビルディング研修
NASAゲームの実施要項①
【人数】
推奨 4〜100名
1チームにつき4~6名を推奨。
【実施時間】
推奨 1時間〜2時間
【運営方法】
①講師派遣 ※英語対応も可能です
②オンライン版講師派遣 ※英語対応も可能です
③レンタルキット
【金額】
①講師派遣:100,000円〜(税別)
②オンライン版:90,000円〜(税別)
ZOOMを使用してのオンライン実施も可能です。
※推奨2時間の場合で、15名を想定しております。金額は、人数により変動します。
※英語対応の場合は金額が変わります。ご確認いただきますようお願いいたします。
③レンタルキット:50,000円〜(税別)
※推奨2時間の場合で、金額は、人数により変動します。
詳細については、お問い合わせください。
「NASAゲーム」実施の概要②
対象人数:4〜100名(1チーム 4-6名)
実施時間:1時間~2時間程度
実施環境:プロジェクター、各チームに1つのテーブル
特徴:
- チームビルディングの要素をゲームを通して学びます。
- 合意形成(コンセンサス)の取り方を学べます。
- グループからチームへの変化を学びます。
●参加人数
原則として 1グループ4人~6人でプレイします。 グループ数は、キットがあれば同時に何グループでもプレイ可能ですが、多くなると、ルールの理解をサポートするためにサブ講師が必要です。
NASAゲームに関連する参考記事を下記にご紹介いたします。ぜひご参考にしてください。
URL:http://business-games.jp/nasagame_qanda/
URL:http://business-games.jp/nasagame_points/
NASAゲームの設定
あなた方は宇宙船に乗って月面に着陸しようとしている宇宙飛行士です。
月面には母船が待っているのですが,機械の故障で母船から約200マイル(約320km)離れた所に不時着してしまいました。
不時着時の衝撃で宇宙船はほとんど壊れ使用不能となりました。 しかし、リストにある15アイテムは破損を免れて完全なまま残っていました。
「冷静に判断するため、まずは各自で考え、最後は全員で話しあおう。」と、
ある宇宙飛行士が言いました。生き残るために15アイテムの中で必要なものから重要度の高い順に1位から15位までの順位をつけてください。
(最も優先度が高いものが1位となります)
15アイテムのリストは以下です。
・宇宙食
・ナイロンロープ
・パラシュートの布
・ポータブルの暖房器
・45口径のピストル2挺
・粉ミルク、1ケース
・45kgの酸素ボンベ2本
・月から見た星座図
・自動で膨らむ救命ボート
・磁石の羅針儀
・20 リットルの水
・発火信号
・注射針の入っている 救急箱
・太陽で作動する FM送受信機
NASAゲームの実施の流れ
ゲームは以下の流れで実施されます。
2.まずは個人で考えます(10~15分間)
3.グループ(4〜6名)で考えます(15〜20分)
4.グループごとの発表(優先順位とその理由)
5.NASAが示している模範解答を配布
6.模範解答の順位との差を求め、差の合計を算出する
7.模範解答との差が最も小さいグループと個人の優勝
8.振り返り
このゲームは、NASAによる模範解答があり、その模範解答に近づけるために話し合いを行います。
複数チームでの実施の場合は、NASAによる正解に最も近いチームの勝利となります。
ゲームが終了したら、振り返りページを利用して、個人とチームで振り返りを行います。
①チームビルディングを行うときのポイント
②合意形成を取るときのポイント
③タックマンモデルとは
上記について、振り返りを通して学びを深めていきます。
このゲームでは、個人で出した解答より、チームで話し合って出した解答の方が、
公式解答との差が少ないという傾向があります。
チームでの体験を通して、個人ではなく、チームで問題解決にあたることの重要性について
学びを得ることができます。
NASAゲームの雰囲気
NASAゲームを進めるときのポイントと注意点は何か?
以前、NASAゲームのようなコンセンサス系のゲームを進める上での注意点について、別のコラムで紹介させていただきました。今回はそれ以外のNASAゲームに重きをおいた注意点を考察して、ポイントを探っていきたいと思います。
①NASAの解答順位の理由をしっかりと頭に入れておく
お客様が社内インストラクターとしてされたときに、実施の感想を後日お伺いすることがあります。そのときによく聞く戸惑った点で多いのが、「アイテムの順位について、明確な理由を聞かれたとき」というものです。
進行のファシリテーターを私がしていても戸惑った経験があります。
なぜこのアイテムがこの順位で、あのアイテムがあんな順位なんですか?と聞かれて、とっさに迷うことがあるのです。
そうならないためにはワークの設定を正しく理解しておく必要があります。
ワークの設定を振り返ると、「母船にたどり着くため」とされています。母船にたどり着くためにアイテムの優先順位を考えられているということを理解しておきましょう。
②NASAゲームって、だれが作ったんですか?と聞かれたとき
ときたま、参加者から聞かれるのが「NASAゲームはNASAが作ったんですか?」と聞かれることがあります。
ゲーム名に「NASA」が付いているので、そう思われるかもしれません。NASAゲームは、もともとは日本語で「月で遭難したら」というゲームで、アメリカの社会心理学者ジェイ・ホールという学者が考案したものとされています。
聞かれることはそんなに多くはないと思いますが、知っておいたら、しっかりと回答ができると思いますので、ぜひ覚えておくと良いでしょう。
③「多数決で決めてOK」という排除しておくこと
こちらに関しては、NASAゲームだけではなく、他のコンセンサス系のゲームでも同様なのですが、 多数決で決めてOKというのはルール上は、排除しておいた方が良いでしょう。
チームで話し合う時間がギリギリになってしまい、結果的に「多数決で決めましょう」では、そもそもの話し合った意味がなくなってしまいます。
多数決で決めるのは、合意形成していくよりも簡単なことです。ゲームの前提が崩れないようにコントロールしておくと良いと思います。
NASAゲームのオンライン版のご紹介
NASAゲームのオンライン版もございます
NASAゲームの資料は下記よりご覧ください。