初めてOJT担当者を任されたら読むべきオススメ書籍のご紹介①

初めてOJT担当者を任されたら読むべきオススメ書籍のご紹介①

初めてOJT担当者を任されたら読むべきオススメ書籍のご紹介①

新たにOJT担当者を任されることは、チャレンジであり、良いチャンスでしょう。しかし何を意識したら良いか?何を気を付けなければいけないのか?分からないことも多いですよね。

OJT担当者の役割を成功させるには、適切な知識とスキルが必要不可欠です。部下の成長を促し、組織の目標達成に貢献するためには、効果的な指導方法とマネジメント技術を身につけることが重要です。

そこで、今回はOJT担当者を任されたら読むべきおすすめの書籍をご紹介していきたいと思います。 今回、ご紹介する書籍が皆さんにとって、後輩・部下を指導し、成長させる上での貴重な情報となるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

OJT担当者を任されたら読むべきオススメ本5籍のご紹介

-1. 『ドラッカー 対人マネジメントの教え』(八木優市朗著)
-2. 『最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと』(マーカス・バッキンガム著)
-3. 『個人、チーム、組織を伸ばす 目標管理の教科書』(五十嵐英憲著)
-4. 『1000人のエリートを育てた 爆伸びマネジメント』(中尾隆一郎著)
-5. 『OJTで面白いほど自分で考えて動く部下が育つ本』(松下直子著)

1. 『ドラッカー 対人マネジメントの教え』(八木優市朗著)


【概要】
多くの日本企業がドラッカーの教えをビジネスに取り入れてきましたが、「対人マネジメント」の核心を誤解し、その誤解に基づいて行動してきた例が少なくありません。この長年にわたる状況は、管理職を中心としたマネジメント観が根強く残る中で、「自己統制に基づくマネジメント」というドラッカーの先進的な考え方が十分に理解されなかったことに原因があります。加えて、ドラッカーの考えの背景にあるキルケゴールの哲学に対する注目の不足や、根深いエゴイズムなど、複数の要因がこの誤解を深めています。この本では、ドラッカーのマネジメントに関する指針を、実践的な活動例と共に紹介し、特にリモートワーク環境での部下の自律性を重視するアプローチに焦点を当てています。 対人マネジメントに関するドラッカーの教えを紹介し、人材の育成やチームビルディングのヒントを提供してくれる本です。

【選定理由】 マネジメントの基本原則を学ぶのに役立ちます。

Amazon:ドラッカー 対人マネジメントの教え 単行本(https://x.gd/UW84P)

2. 『最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと』(マーカス・バッキンガム著)


【概要】 企業が持続的に成功するためには、リーダーやマネジャーの役割が欠かせません。 リーダーは「未来へのビジョンを共有し、人々を団結させる」ことに重点を置き、明確な方向性を示すことが求められます。一方で、マネジャーは「各部下の固有の特性を見極め、これを効果的に利用する」ことに集中し、個々の才能やスキルを活かして目標達成をサポートします。 さらに、個人が継続的な成功を達成するためには、「自分に合わないことを避ける」ことも重要であると提案しています。このアプローチは、生物学や心理学の研究を基にしています。 効果的なリーダーシップとマネジメントの要諦を説明してくれ、部下育成のための考え方を学べる内容です。

【選定理由】
現代のリーダーシップの考え方を理解できる内容です。

Amazon:最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと(https://x.gd/4TEcb)

3. 『個人、チーム、組織を伸ばす 目標管理の教科書』(五十嵐英憲著)


【概要】
目標管理(MBO)は、元々ドラッカーによって提唱された、自主的な目標設定と自己管理に基づく成果を目指す管理手法です。しかし、実際には成果主義と混同され、ノルマ達成の手段と誤解されがちです。この本では、MBOの本質に立ち返り、リーダーが従業員の自発的な目標設定と達成のプロセスを支援する方法を解説します。これにより、組織内のコミュニケーションが促進され、個人及び組織の能力開発に寄与する真の目標管理の実践につながります。 目標管理を通じて個人やチームの成長を促す方法を紹介し、効果的なマネジメント技術を解説してくれる内容です。

【選定理由】
OJTでは目標設定の重要性を学べるためです。

Amazon:個人、チーム、組織を伸ばす 目標管理の教科書(https://x.gd/Nw2ft)

4. 『1000人のエリートを育てた 爆伸びマネジメント』(中尾隆一郎著)


【概要】
この書籍は、リクルートの13事業部で功績を残したリクルートグループの前社長による、組織運営における究極のガイドです。意思決定、評価、育成、会議、面談、プロジェクトマネジメント、権限委譲といったテーマについて、これまで非公開だった方法論を全面的に紹介します。著者がリクルートにおいて29年間にわたり実践し、経営者や部門長レベルに指導してきた「中尾塾」のエッセンスがこの1冊に集約されており、事業の成長、組織の拡大、従業員及び顧客の満足を同時に達成するための戦略と経験が基盤となっています。 成功したマネジメント例を基に、部下の潜在能力を引き出す方法を紹介します。

【選定理由】
実践的なマネジメント技術を学べる内容です。

Amazon:1000人のエリートを育てた 爆伸びマネジメント(https://x.gd/BGMRo)

5. 『OJTで面白いほど自分で考えて動く部下が育つ本』(松下直子著)


【概要】
この本は、初心者マネジャーや指導に苦労している経験豊富なマネジャー向けです。現代の若手社員に対する従来の「見て学ぶ」スタイルが通用しない状況を認識し、ビジネス環境の急速な変化に対応するため、上司と部下が共に成長することの重要性を強調します。著者は、上司と部下の関係がキーであり、日本企業に適した進化したOJT(On-the-Job Training)を通じた育成方法を提案してくれる内容です。 OJTにおける「教える」技術と部下の能力を引き出す方法を学べる内容です。

【選定理由】
実際のOJTで役立つ指導法を学ぶため。

Amazon:OJTで面白いほど自分で考えて動く部下が育つ本 ―――「教える」ではなく「能力を引き出す」(https://x.gd/hDylX)

引用:【2024最新】「ojt」のおすすめ 本 100選!人気ランキング(https://yomeru.jp/ojt)

今回は上記のOJTのおすすめ本も参考にしてご紹介していきました。


今回は初めてOJT担当者を任されたら読むべきオススメ書籍のご紹介①ということでご紹介してまいりました。 今回ご紹介した書籍は、OJT担当者にとって理論と実践の両面から部下を育てるための貴重なガイドとなります。新たにOJT担当者の役割を担う方々はもちろん、経験豊富な担当者も新しい視点を得ることができるでしょう。これらの書籍を通じて、効果的な指導法、マネジメントの技術、そして対人関係の構築について深く理解し、日々の業務に活かしてください。部下の成長を支え、組織全体の成長へと繋げるための一歩を、これらの書籍と共に踏み出しましょう。


【執筆者情報】

ビジネスゲーム研究所 米澤徳晃

研修会社に入社後、研修営業、研修講師業に従事。その後、社会保険労務士法人で人事評価制度の構築やキャリアコンサルティング活動に従事。その後、独立。講師登壇は年間50登壇を超え、講師としてのモットーは、「仕事に情熱を持って、楽しめる人たちを増やし続けたい」という想いで、企業研修を行っている。

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