- 会社名
- 岩月靖夫税理士事務所
- 事業内容
- 税務顧問、月次訪問、経理事務の指導、財務会計ソフト、給与ソフト、販売管理ソフトの導入、運用支援など
- 目的
- 情報を的確に整理しつつ、周りにわかりやすく伝える練習をゲームを通じて実践させたいため
- 実施日
- 2022/11/4
- 研修概要
- 『サッカーのポジション当てゲーム』、『7人の人事異動当てゲーム』のロジカルコミュニケーション系ゲームを実施
- 参加者
- 4名
- 研修スタイル
- 講師派遣型
研修の導入背景
今回、ロジカルコミュニケーションのゲームを導入された背景は、主に報連相の精度を高めるために導入を決められたそうです。メンバーから上がってくる報告事項や相談事項がわかりやすい人もいれば、人によってわかりづらいと感じることが課題認識としてあったそうです。
情報の共有の仕方や集まった情報をいかに整理して、相手に対してわかりやすく伝えられるスキルを身に付けてほしいと思い、導入を決められたそうです。
導入したビジネスゲーム(ソリューション策)
今回は、2つのゲームを活用していただきました。
7人の人事異動当てゲーム:http://business-games.jp/communicationgame_jinjibu/
7人の人事異動当てゲームでは、チームメンバーと話し合って、異動先の部署の回答を導き出すことを目的とした協力系のコミュニケーションゲームです。各自に与えられた情報カードをチーム内で、口頭のみで情報を共有し、時間内に正解を導き出してもらいます。
7人の人事異動当てゲームの設定状況
今日の13時から臨時の役員会議が開かれることになり、
急遽1週間後に行われるはずだった係長たちの人事異動の最終決定が、この臨時の
役員会議で行われることになりました。(現在は、12時20分です)
しかし、困ったことにその原案は人事課長が保管しており、
その人事課長が出張に行ってしまっており、夕方まで連絡が取れません。
課長のデスクを見回しても、書類を探しても見当たりませんでした。
この人事異動の検討は各部の部長を集めて行いましたが、その会議に出席した部長は、
部分的にしか覚えていなかったり、間違ったらイヤだからと言って教えてくれませんでした。
ただ各部長から絶対に間違いないだろうという「情報」をいくつか手に入れられました。
断片的な情報ではありますが、この情報をもとに決定した人事異動を調べないと、
臨時の役員会議で話し合いができないため、
残りの時間で7人の異動先を突き止めてください。
2つ目はサッカーのポジション当てゲームです。
サッカーのポジション当てゲーム:http://business-games.jp/communicationgame_soccer/
サッカーのポジション当てゲームでは、チームメンバーと話し合って、11人のスタメンのポジションの正解を導き出すことを目的とした協力系のコミュニケーションゲームです。各自に与えられた情報カードをチーム内で、口頭のみで情報を共有し、時間内に正解を導き出してもらいます。
サッカーのポジション当てゲームの設定状況
明日の日曜日には、関連グループ会社のサッカー大会がありますが、 先程、主催会社のA社より「名簿作成の為にメンバーとポジションを知らせてくれと頼んでおいたが、未だに連絡をもらっていない。大至急連絡して欲しい。」と電話がありました。
この仕事は、係長の担当でしたが、今週、係長は出張の忙しさに紛れて忘れてしまったらしいのです。現在のところ、係長と連絡をとる方法がありません。 また、今日は土曜日のため、サッカー部のある工場は休日で、サッカー部監督の社員の 自宅に電話をしてみましたが留守のようです。
そこで、工場の人の自宅へ電話を入れたりして色々調べてみましたが、
あなたの手もとに集まったのは、断片的な情報だけです。
しかし、何とかしてA社には連絡をしなければならないので、
11人のメンバーとそれぞれのポジションを突き止めて下さい。
研修の様子
ゲーム中、和気あいあいと情報整理しながら、進めてくれていました。情報カードに記載されている「氏名」を誤ってしまったり、情報が抜け漏れてしまったりすると正確な情報が把握できず、間違えてしまうこともあります。実際に情報カードの「氏名」を読み間違えてしまい、少し情報が混乱してしまい、グループワーク中に慌てしまう様子も垣間見れました。 いかに情報を正確に整理するかが大切かということ理解してもらえたようです。
お客様の声
岩月靖夫税理士事務所 代表 岩月様
ゲーム研修を導入しようと考えた背景には、情報を整理して、相手に対してわかりやすく伝えられるスキルを身に付けてほしいと思ったからです。ですが、単純に座学研修やe-learningの動画を見て学ぶより、ゲーム体験を通じて楽しく学んでもらった方がやる気になってくれるのではないかと思ったからです。
「実際にやってみて、面白さを体験してほしい」というのが率直な感想ですね。自分たちだけでこういったゲームをやってみようと思っても、ゲームして遊んで終わりになってしまうことも多いと思うのです。 しかし、進行もお願いすることでゲームだけで終わらず、そのあとの振り返りワークや講義もあったので、かなり充実した勉強会になったと思います。
スタッフから聞かれた声として、このような発言がありました。
「情報整理をする上で大切なポイントが体験を通して学べました。」
「相手に理解してもらうためにどういった情報を共有すべきかが体験できて面白かった。」
「他の人とのコミュニケーションで噛み合わなかった瞬間もあって、難しさもあって考えさせられました」
というようなことを言ってくれてました。情報整理の大切さや情報共有の仕方などらスタッフも勉強になったようです。