導入事例⑫ あわら市商工会青年部

導入事例⑫ あわら市商工会青年部

導入事例⑫ あわら市商工会青年部

会社名
あわら市商工会青年部
事業内容
地域活性、商工会青年部活動
目的
商工会青年部の会員向けにビジネスゲーム(セミナー)を行うため。
実施日
2022/12/04
研修概要
『業務カイゼンゲーム』の実施
参加者
11名(3チーム)
研修スタイル
講師派遣型

研修の導入背景


様々な業種の事業者が所属されているのが商工会青年部という場所です。あわら市商工会青年部の研修委員会様よりお問い合わせをいただきました。商工会青年部でセミナーを開催する事で、各事業所の売上や、業務内容の改善等の事業所の経営力向上に繋げていくことを目的にビジネスゲームを活用して、学ぶ機会を作りたいということで実施をご検討いただきました。

導入したビジネスゲーム(ソリューション策)


今回は、業務カイゼンゲーム(工場編)として実施しました。

業務カイゼンゲーム:https://business-games.jp/kaizengame_factory/ 

業務カイゼンゲームとは


業務カイゼンゲームとは、各チームが製造業の会社となり、商品(立方体や三角柱etc.)を製造し、利益合計を競うゲームで、業務改善(PDCA<原因分析>やECRS)の要素を加えたゲームです。チームで、お客様の求める商品を製造し、品質・納期・コストを意識しながら、 利益の合計を競い合ってもらいます。

【ゲームの特徴】
・プロジェクトを成功させるための業務改善力についても理解していただけます。
・ムリ、ムラ、ムダという業務改善を行っていく上で、欠かせない視点を理解することができます。
・ゲームを通じて、売上、原価、利益といった経営感覚を体験できるゲームです。

(1)ルール説明
業務カイゼンゲームのルールについて説明します。 各手順(作戦タイム、仕入れ、販売(検品)、原価計算・・・)ごとに、 参加者の手元にある進行シートと、運営スライドを表示しながら説明を行う事でスムーズに進行できます。

(2)作戦タイム
最初に各チームは軍資金5,000円を持っています。作戦タイムでは、設定された複数の商品の型を見ながら、 商品製造にかかる方法や時間、コストの計算を行いながら、作戦を立てます。

この時間では、お客様が望んでいる検品箇所などをヒアリング(情報収集)することも可能です。

(3)仕入れタイム
各チームは軍資金5,000円を使って、材料の仕入れ個数を決め、仕入れを行います。 仕入れた分の材料費を現金カードで払います。 仕入れたものが全て使い切れなくても、2期目以降に使用することが可能です。

(4)製造タイム
仕入れが完了すると、製造タイムに移ります。 製造タイムでは、決められた制限時間内に商品の製造を行います。

(5)販売および検品タイム&原価計算、決算
製造を終えたら、販売および検品に移ります。講師がお客様役となり、検品箇所をチェックします。 検品にクリアしたものだけ販売が可能となり、売上につながります。 進行シートに、販売した売上金額を記入します。 売上の合計を現金カードで受け取ります。

上記の(1)~(5)の流れが1期になります。これを3期~5期繰り返しします。

研修中の様子


今回、11名の方に参加していただきましたが、3チームに分けゲームを実施しました。 1期目は全チームが赤字でした。2期目、3期目と少しずつ黒字化できるチームも出てきて、最終的に25,000円の利益を出すチームが優勝しました。

業務カイゼンゲームでは、1期目から5期目まで一連の流れはほとんど同じです。 商品をたくさん製造するためにチームメンバー内で役割分担を行うことで業務効率は上がります。また商品の製造をたくさん行うためには、1期目で5分掛かった作業を2期目、3期目には3分に縮めることが大切です。業務効率を上げるためにやらない作業を決めたり、2つの作業を組み合わせて行ったりして時間短縮を図っていく必要があります。

そういった話し合いを3チームとも行うことができ、業務改善が行えていたと思います。ゲーム中はかなり盛り上がり、時間を忘れて、とても楽しそうにゲームに参加していただけていたと思います。

研修中の様子



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