- 会社名
- 株式会社アーネストウイング
- 事業内容
- 住宅の建築・施工
- 目的
- 幹部メンバーへのマーケティング意識の醸成
- 実施日
- 2022/6/17
- 研修概要
- 『ビズストーム』の実施、振り返り
- 参加者
- 4名
- 研修スタイル
- 講師派遣
研修の導入背景
本研修は、幹部研修の一環として行われ、以下の目的で実施されました。
(2)売上だけはなく、コストの意識を強化させたい
(3)会社経営を体験することで多角的な視点を醸成させたい
導入したビジネスゲームは『ビズストーム』
マーケティング意識を養うためにマーケティングや経営思考の基本を学べる研修『ビズストーム』を実施しました。
『ビスストーム』とは、参加者がそれぞれ経営者になり、食品業界(成熟市場)とIT業界(成長市場)を選択しながら、 商品力の強化や販売力の強化、人材採用、人材育成といった経営に関わることをマネジメントしていくゲームです。
このゲームを行うことで、「難しい」と敬遠されがちなマーケティング思考(3C分析、SWOT分析、マーケティングミックスなど) を楽しみながら学ぶことができるものです。
研修の様子
ゲームが開始される前までは、「難しそう」という雰囲気でしたが、
初級編3期分をみんなで行った後に、本番の上級編8期を行ったため、ルールがきちんと理解できた上で進められたようです。
ゲーム序盤は、自分がお仕事カードを使って、販売力を強化すべきなのか?人材採用をするべきなのか?など、
経営判断で迷われていた様子でしたが、期を追うごとによって、視野も広がり、競合他社の動きを見て、
市場に出ている顧客を奪われないように、どの顧客を優先的に獲得すればいいのかなどの戦略も考えながらゲームに取り組まれていました。
ゲーム終了後の振り返りのインタビューでは、
- 「市場調査を行うことの効果を理解できました!」
- 「他人の戦略を参考にしながら、自分の取るべき選択も広げられました」
- 「借り入れを恐れずに積極的に行い、投資に回すことができました」
- 「実際の仕事とゲームがリンクできる部分が多く楽しみながらマーケティングを学べました!」
といった声をいただきました。
ゲームをゲームで終わらせないためにも、ゲーム後の振り返りセッションで、自社に関連した環境分析のSWOT分析、3C分析などを実施しました。 そういった点からも実務への落とし込みができたようで、多くの気付きを得られたご様子でした。
お客様の声
株式会社アーネストウイング/代表取締役 望月様
当社は、もともと親会社が大手住宅メーカーのため、営業活動やマーケティング活動をあまり行わずとも、 住宅建築に関する仕事の依頼が多く発注してもらえています。
しかし、これからは親会社だけの仕事だけではなく、自社なりの商品・サービスを強化し、他の企業様にも認知してもらうことが重要だと考えていました。 そこでマーケティングの知識を養うことで、今までとは違う多角的な視点を醸成させたいと考えました。
まだまだ幹部層でも、マーケティングに対する知識は本を読んでもなかなかイメージしづらく、
インプットが難しいと感じていました、そこで小難しい本を読ませるより、ゲームで体験しながら、
マーケティング知識を養いたいという点から導入させていただきました。
ゲームを始めるまでは、「マーケティングの研修って、何するの?」という感じでしたが、
ゲームが始まったら、競争し合いながらも、和気あいあいとしながら、とても楽しそうに受講していました。
ゲーム終了後もきちんと落とし込みのワークをしていただけたので、『楽しんで終わり』ではなく、
マーケティングに関する知識やマーケティングを学ぶこと自体の大切さも理解してくれたようです。
SWOT分析や3C分析、マーケティングミックスなど、聞いたことがある内容がゲームで体験でき、 知識だけではなく、知恵として覚えることができたようです。
ビズストームを1回やっただけでは、なんとなくマーケティングの感覚が分かっただけで終わってしまうので、 定期的に、繰り返し、繰り返し行うことで、マーケティングとマネジメントの両方を幹部社員には学んでもらいたいと思っています。