- 会社名
- 有限会社光栄自動車
- 事業内容
- 自動車修理、車検整備、板金塗装、保険販売
- 目的
- 研修を楽しく学べるようにビジネスゲームを絡めた研修を実施したかったため
- 実施日
- 2022/6/17-2022/8/17
- 研修概要
- 『業務カイゼンゲーム』/「ビズストーム」などのビジネスゲームを実施
- 参加者
- 15名
- 研修スタイル
- 講師派遣
研修の導入背景
当社は、自動車の修理・鈑金塗装・車検整備・新中古車販売を行っておりますが、従業員数がまだまだ十数名ということで企業研修といった類に力を今まで入れられませんでした。今後は従業員のためにも教育に力を入れていこうと考えていたタイミングで研修を導入しようと決断しました。
我々の業界はいわゆる職人気質が強いところがありますし、研修慣れしていない部分がありますので、研修を楽しく学べるようにビジネスゲームを絡めた研修をお願いすることにしました。
導入したビジネスゲーム(ソリューション策)
今回は業務改善ゲームとマーケティングゲームであるビズストームを実施いたしました。
業務カイゼンゲーム:工場ゲーム編
http://business-games.jp/kaizengame_factory/
【概要】
業務カイゼンゲームとは
業務カイゼンゲームとは、各チームが製造業の会社となり、商品(立方体や三角柱etc.)を製造し、利益合計を競うゲームで、業務改善(PDCA)の要素を加えたゲームです。 チームで、お客様の求める商品を製造し、品質・納期・コストを意識しながら、利益の合計(利益剰余金)を競い合っていただきます。
【実施の目的】
社内業務の中で、非効率な仕事の進め方もまだまだ存在しています。そこで、ムリ、ムラ、ムダの業務を減らすために業務改善を行っていく上で、欠かせない視点や思考を醸成させたいと思いました。
ビズストーム
http://business-games.jp/bizstorm/
【概要】
ビズストームとは
ビズストームとは、ビジネスに必要な要素を体感的に学び、実践につなげられる研修用のビジネスゲームです。 ビズストームは、経営戦略やマーケティングを重視したゲームとなっており、3C分析や環境分析などの視点が大きく左右し、経営戦略の重要性を理解することができます。また、「顧客に価値を提供し、競合の中から選んでもらう」というビジネスの原則を起点とし、そのためにビジネス全体をどう組み立てるかという視点を身につけることができます。
【実施の目的】
今後は自分の任された仕事をただこなすではなく、会社の置かれている環境や状況を理解しながら、視点を拡げてもらい、どうすればお客様から選ばれる存在になるかを意識してもらいたいと思い、ビズストームを実施してもらいました。
研修の様子
業務カイゼンゲーム、ビズストームとともに研修の開始時はルールを理解するのに少しだけ苦労されていたご様子でしたが、練習を何回か繰り返すうちに理解が深まり、スムーズに進行できるようになりました。
業務カイゼンゲームはチーム戦のため、チームで話し合い、1期目→2期目→3期目と進む間にうまくいった点、うまくいかなかった点、原因分析を行い、改善点を洗い出していきます。期が進むにつれて、改善スピードが上がっていき、成果も上がっていくチームが増えていきました。
社長や工場長も研修中はゲームに参加されておりましたが、全員が真剣な雰囲気でゲームに参加し、かなり盛り上がっていらっしゃいました。
お客様の声
有限会社光栄自動車/代表取締役 大田様
有限会社光栄自動車/総務人事 谷川様
前述したとおりですが、我々の業界はいわゆる職人気質が強いところがありますし、研修慣れしていない部分がありますので、研修を楽しく学べるようにビジネスゲームを絡めた研修ができるところ探しておりました。
以前からマネジメントゲームは社内で実施したことがあり、そのときの様子を見ていて、座学で学ぶ時間が多い研修よりも頭と体を使って楽しめるゲームを実施したいと思ったというのがキッカケです。
「適当にやろう」とか「流せば良いや…」というメンバーがおらず、そういった点は嬉しかったですね。毎回、やる気が感じられて、楽しそうに参加してくれていました。
業務カイゼンゲームでも、ビズストームでもそうでしたが、研修効果として感じたのが研修をしっかり受けてくれたことが収穫でした(笑)
前述したとおり、社員研修を社内で取り入れたことがほとんどなかったため、真面目に受けてくれるかどうか正直、心配していたのですが、杞憂でした。ゲームを織り交ぜながら、実施してもらったので、研修が楽しかったようです。
ゲームというと、ただ遊んで終わりだと思いがちですが、遊ぶだけではなく、ゲーム後の振り返りもきちんとあったのがよかったです。
振り返りや講義の中で、マーケティングとは何か、営業とは何か、など営業に必要な視点やスキルを理解してもらうことができ、ゲームの結果を絡めて解説してくれたのでメンバーもイメージがしやすかったようです。
研修後、またやりたいと言ってくれた従業員も何人もいて、驚きました。定期的にゲーム研修を導入していきたいです。