研修時のアイスブレイクで使えるクイズネタ-おもしろ雑学クイズ集 part.1

研修時のアイスブレイクで使えるクイズネタ-おもしろ雑学クイズ集 part.1

研修時のアイスブレイクで使えるクイズネタ-おもしろ雑学クイズ集 part.1

クイズネタおもしろ雑学

以前のコラムで、研修の開始時や休憩後のちょっとしたアイスブレイクとして使えるクイズを紹介しましたが、少し反響をいただいたいので、今回も、アイスブレイクで使えるクイズネタを紹介していきたいと思います。

今回のクイズネタでは、雑学ネタで、頭の体操のウォーミングアップで使用できるような内容です。


Q1. 日本の子どもと日本の犬猫のペットの数は、どっちが多いでしょうか?


日本の子ども数と日本の犬猫のペット数はどちらが多いのでしょうか?
子どもを何歳までと定義付けするかによって、変わってはきますが、少子化の続く日本では、15歳未満の子ども数に比べ、ペットの数のほうが多くなっていると言われています。

総務省の発表によると、平成30年4月1日現在における子供の数(15歳未満人口)は、 前年に比べ17万人少ない1,553万人で、昭和57年から37年連続の減少となり、過去最低となったそうです。

一方、犬猫の飼育頭数合計は、平成30年度では1,855万頭と子供の数を大きく上回っています
出典:アニドネのHP(一般社団法人ペットフード協会調べ)

子どもの出生数は、1991(平成3)年以降は増加と減少を繰り返しながら、緩やかな減少傾向となっています。 令和2年度の出生数は、84万832人となり、過去最大の減少になっています。

とはいえ、さすがに子どもの数とペットの数を比べようとすると、 子どもの数の方が多いという固定概念があるのではないでしょうか?

そこの盲点をついたクイズになります。

Q2. 消せるボールペンで消した文字を冷凍庫に入れると元に戻る?元に戻らない?


これの答えはどちらだと思いますか? 

答えは、実は、戻ります。

そもそも消せるボールペンは、熱によって、反応をするものです。消せるボールペンの代表格が、「フリクション」です。 その発売元であるパイロットコーポレーションのHPによれば、フリクションのインクが消える温度は60度のとことです。
専用ラバーで消すと、摩擦によって発生する熱が60度台になり、それによって消えるらしいです。

しかし、熱によって消してしまっただけで、温度がマイナス10度~20度になると、元に戻るらしいのです。

【サイトの情報】
パイロットのサイトによれば、フリクションインキの温度変化について

フリクションインキが無色になるのは60度以上
フリクションインキのもとの色が復元し始めるのがマイナス10度
フリクションインキの色が完全に戻るのがマイナス20度前後


出典:パイロットHP(フリクションシリーズのよくある質問集)

Q3. 勝利の女神に関係あるのは、NIKEとアディダスはどっち?


スポーツウェアで世界的に有名ブランドのNIKEとアディダスですが、勝利の女神に関係あるのはどちらでしょうか?

それは、NIKEです。 ナイキ(NIKE)のブランドが誕生したのは、今から42年前の1971年です。同時に、ロゴデザインも誕生したそうですが、ナイキというブランド名は、ギリシャ神話に登場する女神「ニケ」に由来するとされています。

ニケはローマ字表記で「Nike」。これを英語読みにするとナイキになるのです。 ニケは「勝利を擬人化した女神」とされているので、勝負を決するスポーツの支援をしている企業にとって、とてもマッチする名前になっていますよね。

メダル

Q4. 泥棒が物色するときは引き出しの上からか下からか?


よく刑事ドラマなので、泥棒が空き家に入って、タンスや棚を物色している様子が描かれていますよね?

実際に、泥棒が物色をするときは、引き出しの上から始めるのでしょうか?下から始めるのでしょうか?

ドロボウが侵入し、家の中を「物色」する時間で多いのは、5~15分以内です。

また、泥棒が侵入して必ず物色するところはタンスらしいのです。泥棒も常習になってくると、下の引き出しから順に物色していきます。上の引き出しから物色すると下の引き出しを物色するのに閉めないといけないからです。それだけ時間を短縮することを考えています。冷蔵庫や仏壇は安心のように思えますが物色箇所として含まれています。
出典:防犯泥棒大百科サイト

Q5. 冠婚葬祭の冠婚は結婚式?


そもそも「冠婚葬祭」の言葉の意味はご存じですか?
「婚」と「葬」はパッと見て、『結婚』と『葬式』とわかると思います。

では、「冠」と「祭」とは、何なんでしょうか?私自身、知るまでは、曖昧なままでした(笑)。

冠婚葬祭の「冠」は、

冠=昔の元服です。

「元服」とは、古来、日本で行われてきた「成人を迎えたことを示す」儀式です。
今でいう成人式に近いものですが、元服を迎える年齢はおおむね数え年で12歳から16歳と今よりも若く、時代によっては5~6歳で元服することもあったといいます。 上級貴族は元服にあたって冠をいただいたことから、「冠」の字を以て元服を示すようになったとされています。

祭=祖先の祭礼のことです。

「祭」とは、神仏や祖先をまつることで、祈りや感謝をささげる儀式です。祖先の祭礼、つまり法事や法要の他、お正月、お盆、お彼岸などが「祭」にあたります。

Q6. OKの略って何の略?


英語のOK(オーケー)は、今でこそ「Okay」の文字があてられていますが、
実は、語源は別の言葉で、諸説あるようです。

「OK」の2文字が歴史上初めて活字として印刷されたのは、1839年アメリカ・ボストンの新聞でした。

当時、英文のセンテンスを略語にして(As soon as possible⇒ASAP等)表記することが流行していましたが、その「言葉遊び」の一環として、

all correct(すべて合っている)を略す時に、わざと同音の間違ったスペル「oll korrect」とし、

その頭文字をとって「OK」と掲載したのが始まり、との説があるようです。

Q7. お盆にナスとキュウリを飾るのはなぜ?


お盆の頃に、実家や祖父母の家に帰省すると、ナスやキュウリの割り箸で足を付けて、飾りをしたことがある経験はありませんか?

先祖をこの世に迎える「迎え盆」の際には早く呼び寄せるため、足の速い「馬」に見立てた「きゅうり」を、あの世にお見送りする「送り盆」の際にはゆっくり帰ってもらうため、足の遅い「牛」に見立てた「なす」を飾るということなのです。

これがなぜキュウリやナスなのか、その理由ははっきりしません。おそらく夏の時期に多く取れる野菜のため手に入りやすく、またどこでも収穫できる野菜であったことから、広く全国的にキュウリとナスが使われているものと考えられています。

Q8. ピラミッドと東京ドームと大きいのはどちら?


ピラミッドと言えば、ギザのピラミッドですが、そのピラミッドと東京ドームではどちらが大きいのでしょうか?

東京ドームの方が大きいと思いますか?ピラミッドの方が大きいと思いますか?

よく大きさや広さを比較するために、東京ドーム何個分という表現が使われますが、 実際の東京ドームの大きさはどれくらいなのでしょう。

建築面積: 46,755 m²
グラウンド面積: 13,000 m²
高さ: 56.19 m (最高部の高さ)
とのことです。

ギザのピラミッドは、底辺の長さは230.37mなので底面積は東京ドームよりやや大きい程度ですが、高さは138.74m(もとの高さは146.59m)と倍以上あります。

Q9. 日本一高い山は富士山のですが、日本一低い山はどれぐらい?


日本一高い山は、冨士山が有名ですよね。

富士山の標高は、3,776mです。

では、日本一低い山は、何メートルでしょうか?

それは、「3m」です。この山は、宮城県仙台市宮城野区にある「日和山」という名称です。
その前までは、大阪府大阪市港区の天保山で、4.53mでした。

良くセミナーや研修で言われるのは、日本で二番目に高い山は知っていますか?
それは、北岳です。

日本で富士山に次ぐ高さの山は、南アルプス(赤石山脈)の「北岳」(3193メートル)です。

よく日本一●●なものは、何でしょうか?というクイズは出てくるので有名ですが、
だいたいが大きいとか、高いとか、といったものです。逆に、日本一の小さいとか、低いとか、安いとかは意外に知られていません。

クイズとして、視野を広げるためにも、有名なもののと反対のものを出題しても、良いでしょう。

富士山

Q10. 創業100年を超える会社が一番多い国はどこでしょう?イギリス?アメリカ?中国?日本?それとも他の国?


創業から100年以上を経過した企業の数を国別に調査した結果があるそうです。

世界で最も100年企業が多いのは日本で3万3076社。

世界の創業100年以上の企業の総数、8万66社の41.3%を占めたそうです。

2位は米国の1万9497社(24.4%)、3位にスウェーデンの1万3997社(17.5%)が続くそうです。

さらに創業200年まで絞ると1位は変わらず日本の1340社だが、比率は2051社中、65.0%まで上昇したそうです。

出典:周年事業ラボ

今回、参考にした本をぜひご紹介させてください。 わかりやすく面白い本でした。ウォーミングアップのクイズネタはこういった本を参考にすると作りやすくなるかもしれませんね。
中村智彦氏著作:子どもに大ウケ たのしい雑学クイズ365


さて、今回は、研修開始時や休憩後のちょっとしたアイスブレイクとして使えるクイズとして、

「おもしろ雑学クイズ集」を使ったクイズをご紹介しました。
社内研修では、久々に会う同僚や、初めて会う同僚の場合のことが多いです。ウォーミングアップの一環で、クイズを出すことで、雰囲気を和らげる効果が出てくると思います。ぜひ参考にしてみてください。


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【執筆者情報】

ビジネスゲーム研究所 米澤徳晃

研修会社に入社後、研修営業、研修講師業に従事。その後、社会保険労務士法人で人事評価制度の構築やキャリアコンサルティング活動に従事。その後、独立。講師登壇は年間50登壇を超え、講師としてのモットーは、「仕事に情熱を持って、楽しめる人たちを増やし続けたい」という想いで、企業研修を行っている。

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