自己成長のためのキャリアデザインのコツをご紹介

自己成長のためのキャリアデザインのコツをご紹介

自己成長のためのキャリアデザインのコツをご紹介

皆さんはキャリアデザインと聞くとどういったことを思い浮かべますか? よくイメージされるのが就職活動や転職活動といった「採用」ということを思い浮かべる方も多いと思います。

実際に「個」の時代と叫ばれるようになってから自分自身のキャリアデザインを描くことが増えたのではないでしょうか?

そこで今回はキャリアデザインのコツをご紹介していきたいと思います。

そもそもキャリアデザインとは


キャリアデザインとは、個人が自分の職業的な人生やキャリアを計画し、管理し、構築するプロセスのことを指します。

-キャリアデザインに必要な要素


①自己理解
自分自身の興味、価値観、強み、弱みなどを冷静に、それをベースにキャリアの目標を設定します。

②目標設定
短期的および長期的なキャリア目標を設定し、それに向けた具体的な行動計画を立てます。

③スキル開発
必要な技術や専門知識を習得するための学習計画を立て、実行します。

④ネットワーキング
業界や専門分野の人々とネットワークを構築し、キャリアの場を広げます。

⑤柔軟性
キャリアパスは固定されたものではなく、変更が可能です。市場のニーズや自身の興味・スキルに応じてキャリアパスを適応させる柔軟性が重要です。

⑥自己マーケティング
職務経歴書やポートフォリオを整理し、自分の強みや実績をうまくプレゼンテーションできる能力が重要です。

⑦健康とワークライフバランスの保持
キャリアを追求する中で、心のメンタル健康とバランスの取れた生活を保持することも大切です。

これらの要素を考慮して、自分のキャリアをすることで、より充実した職業デザイン生活を築くことが可能となるのです。

キャリアデザインの前にキャリア理論


キャリアデザインのようなキャリア理論は1900年代から研究されてきており、 代表的なものをご紹介したいと思います。それはアメリカの研究者であるドナルド・E・スーパーキャリアの理論です。

●スーパー理論の概要


スーパーは、キャリアを大きく2つの視点で捉えています。

①ライフステージ


1つ目はライフステージです。人生を時間軸で5つの段階に分け、それぞれの段階で人としての特定の課題がある、そして、その課題に取り組むことを通じて人間的な成長を遂げていくということをいっています。

成長期(4-13歳)
この段階では、子供達大人の仕事に興味を持ち始め、自分が大人になったら何になりたいかという夢を持ちます。 「お医者さんになりたい!」とか「お医者さんになりたい!」というような夢です。

探索期(14-24歳)
この段階では、人々は実際にどのような仕事があるのかを学び、自分に合った仕事を見つけようとします。学校で学ぶことやアルバイトをすることで、自分の興味や得意なことを見つけられます。

確立期(25-44歳)
この段階では、人々はキャリアを本格的にスタートさせ、仕事で成功を追求します。 人々は困難を乗り越えながら、自分の役割を見つけていきます。

維持期(45-64歳)
この段階では、人々はキャリアを維持し、それまでの経験と知識を使って仕事を続けます。この時期の最後には退職後のライフ・キャリア計画を立てることが増えます。

下降期(65歳~)
この段階では、人は仕事から退き、リタイアして趣味や家族との時間を大切にします。

②ライフロール


2つ目はライフロールです。人は、人生の中でさまざまな役割(ロール)を持っています。働く人であり、子であり、親であり、配偶者でありと、上司であり、部下であり、といった複数の役割を並行して持ちながら生きています。

子ども
親との関係における自分、親に対して注がれる時間のことを意味します。小さいころころは、子どもとしての役割がほとんどです

学生
学ぶという立場にいるのが学生。小・中・高、大学はもちろん、働きながら夜、社会人大学院などに行く人もまた学生の役割も兼ねています

職業人
仕事をやるという立場。アルバイトなども立派な職業人としての役割です

配偶者
夫、妻の役割。法律上の夫婦でなくても、共に生活を送るパートナーとしての役割です

家庭人
親元を離れてから始まる役割。家事全般をやる役割で、多くは女性が主婦と呼ばれて担当しますが、男性がやることが多い日曜大工的なことも、家庭人としての仕事です

子どもを持ったときから始まる役割です

余暇を楽しむ人
文字どおり、趣味やスポーツなど、好きなことをして楽しむ立場、それに費やす時間のことです

市民
スーパーは、市民を無給のボランティアを行う役割としています。社会を構成する一員として、社会に貢献をするということです
自分自身が今、どんなライフステージにいるのか、またどんなライフロールを持っているのかを考えることは、これからのキャリアを設計するに当たって大変役に立つのです。

キャリアデザインは若者だけのものなのか?


キャリアデザインと聞くとどうしても就職活動や転職活動といったイメージが湧き、若者だけのものだと思われる方も少なくありません。

しかし、年代や経験によってキャリアデザインを行う意義は変わるのです。 (例えば、小学生から80歳までのそれぞれの時期におけるキャリアデザインについて考察をするとこのように表せます。)

小学生(6~12歳)


自己認識の育成:自分の強み、興味、価値観を探索する基盤を認めます。
基本的な教育:基本的な学習能力と知識の基盤を築く時期です。

中高生(13-18歳)


職業に関する認識: 様々な職業とそれに伴って必要なスキルや資格について学びます。
進学と職業訓練: 進学と職業訓練の道を探し始めます。

10代~20代(19~29歳)


初期キャリアの形成:最初の仕事を得るとともに、キャリアの基盤を認めます。
学習とスキル開発: 継続的な学習とスキル開発を行います。

30代


キャリアの進歩:皆さんのキャリアを拡大し、昇進や新たな役割を模索します。
バランスの追求:ワークライフバランスを考慮しながらキャリアを形成します。

40代と50代


リーダーシップと専門職: リーダーシップの役割を考えながら、専門職への進出も視野に入れます。
人生の再評価:人生とキャリアの目的を再評価し、新しい目標を設定します。

60代


退職の計画:退職に向けての計画を立て、第二のキャリアや趣味に焦点を当てます。
メンターシップ:若い世代への教育とメンターシップに力を入れます。

70代と80代


社会貢献:ボランティア活動やコンサルティングなど社会に貢献します。
ライフロングラーニング:生涯学習を続け、新しい趣味や学問を探求します。

このように、各年代でのキャリアデザインは異なる形を取り、異なる焦点を持ちます。年齢を重ねて、キャリアデザインは徐々に職業的な焦点からパーソナルな焦点へと移行します。デザインは個人の成長と発展をサポートするプロセスであり、ライフステージに適した方法で行うべきです。

キャリアデザインのコツ


キャリアデザインのコツはいくつかありますが、1つ有名もので「Will・Can・Must」というフレームワークがあります。もともとはリクルートが従業員の育成のために使用し、それが広まったものです。キャリアデザインを描く際にも使いやすいフレームワークなどで活用してみましょう。

・Will (本人が実現したいこと)
・Can(今後生かしたい自分の強みや克服したい課題)
・Must(能力開発につながるミッション)

上記について記入をしていくのです。みなさんがそれぞれ仕事によって何を実現したいか、何ができるようにならなければならないかを再確認することができます。またこれを上司に見せながら、自分自身がどういったことをしていきたいのかをすり合わせできますので、任せられる仕事の幅も広がるはずです。

ほかにもフレームワークではないですがキャリアデザインを考える上での施策として以下のようなものが挙げられます。

①情報収集


業界や団体セミナーへの参加し、キャリアアップに役立つ情報や人の脈動を得ることが大切です。

②メンター探し


経験豊富な人からアドバイスを得ることで、キャリアの進め方についての洞察ができます。

③自身のブランディング


自分自身の強み、それを活かしてどういった成果が挙げられるのかをアピールしましょう。また同僚や上司からのフィードバックを収集し、自分のパフォーマンスを改善しましょう。

キャリアデザインを考える上で大切なのは自分だけの視点ではなく、広い視点で物事をとらえることが大切なのです。 自分では強みだと思っていたことが他者からすると弱みだと感じることもあります。逆もまた然り。

自分だけの視点は一点です。しかしいろいろな視点で考えることや周りの人からも意見をもらうことで、その点がどんどん広がり、点から線へ、線から面へと広がり、キャリアの道筋に光が指していきやすくなると思います。

ぜひキャリアデザインのコツを活かして、人生の職業選択を有意義なものにしていきましょう。


【執筆者情報】

ビジネスゲーム研究所 米澤徳晃

研修会社に入社後、研修営業、研修講師業に従事。その後、社会保険労務士法人で人事評価制度の構築やキャリアコンサルティング活動に従事。その後、独立。講師登壇は年間100登壇を超え、講師としてのモットーは、「仕事に情熱を持って、楽しめる人たちを増やし続けたい」という想いで、企業研修を行っている。

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