初めて後輩ができる方必見!教え上手になるための10の習慣

初めて後輩ができる方必見!教え上手になるための10の習慣

初めて後輩ができる方必見!教え上手になるための10の習慣

春から新入社員が一斉に入社することもあり、初めて後輩を持つ人も多いと思います。

「後輩から尊敬されたい!」、「後輩からダメな先輩だと思われたくない!」と思っている人もいるのではないでしょうか?

少なからず後輩指導は先輩社員の大切な役割、業務です。 今回は教え上手になるためのポイントを10個、ご紹介していきます。そのポイントが習慣化できると後輩から信頼される先輩になれるはずです。

教え下手な人と教え上手の人との違い


教え下手な人と教え上手の人との違いはどんな違いがあるのでしょうか? まずは教え下手な人の特徴は以下のようなものが挙げられます。

教え下手な人の特徴


教え下手な人は、後輩が失敗したとき、なにが行けなかったのかの理由や解決策を伝えずにダメだというだけの人です。また、任せるより、自分でやったほうが早いといって、後輩に何も教えない先輩は教え下手といえます。教えるのが下手な人は、相手の立場に立つことができず、自分本位で物事を考えている人とも言えます。 他にも教え下手な人の特徴はいくつかありますが、下記に列挙します。

・高圧的(威圧的)で上から目線
・声が小さくて聞き取りづらい
・説明が早口で雑
・「自分の頃はこうだったんだぞ・・・」と自慢げに言う
・説明していることのポイントがわからない
・教わる側の気持ちを無視
・専門用語を多用
・一方的に話をする

教え上手な人の特徴


次に教え上手な人の特徴ですが、教え上手はそれぞれの教える相手に合わせて、教え方を変えられる人です。相手にあった最適な方法を考えてくれる人と言えるでしょう。 一方的に話すのではなく、やってみせたり、や質疑応答などの時間を挟み、教わる側が自分で考えたり、頭と体を使って覚える工夫を行えているのも特徴でしょう。 他にも教え上手な人の特徴を挙げると下記のようなものが考えられます。

・説明が丁寧で聴く姿勢を取ってもらえる
・話のポイントが明確でわかりやすい
・教わる側の気持ちを理解しようとしている
・わからない部分を把握した上で最適な方法を考え、教えられる
・教わる側の話をよく聞く

教え上手な人は、相手の立場に立って、教え方を考えられる人と言えるでしょう。

教え上手になるための10の習慣


教え上手になるためには10個のポイントがあります。そのポイントを習慣化させていくと後輩から尊敬される先輩になることができるでしょう。

①手段(how)だけじゃなくて目的(Why)も教えられる


後輩指導していると、手段や方法論の話に行きがちですが、教わっている側からすると、「なぜそんなことをやる必要があるのだろうか?」と疑問に感じることは多々あります。なぜそれをすることが大事なのか?業務の理由がきちんと説明できると、教わる側の納得度も高まります。

「この業務をするのは〇〇といった理由があるから」や「これをやらないと、お客様がわからなくなってしまうから必要なんだよ」と、伝えられると、教わる方の理解のスピードも早くなると思います。

②相手のタイプに合わせて、教えられる


新人(教わる側)の頃は仕事ができる人とできない人の違いは理解できないので気にされたことないかもしれませんが、教える側に立つと、人によって性格が違うことや価値観、理解度の速さの違いについて痛感させられることがあります。教わる人も一人ひとり違うのです。頭の回転が早いタイプ、遅いタイプ、口頭の方が理解できる人と文字の方が理解できる人、イラスト(図)の方が理解できる人、それぞれタイプが違います。それぞれの人に合った方法やペースで教えることが大切です。

③教わる側の話も耳を傾けてきちんと聴ける


教える側と教わる側を比べたときに話をする回数、頻度、時間が長いのは圧倒的に教える側だと思われるかもしれませんが、実は50%:50%ぐらいを意識した方が良いのです。

学校の授業でも、ずっと先生の話を聞ける人もいれば、10分ぐらいで違うことを考えたり、落書きし始めたりする人もいますよね?(私も子どものころはそういうタイプでしたが・・・) 人の話を聞く際に、集中力が続くのは実は8分前後と言われています。聞く集中力が続かないのであれば、教わる側にも話をしてもらい、教えたことが理解できているかのチェックをしたり、教えたところの内容で具体的にどこがわからなかったのかを話してもらったりすることが大切です。

「教えているのだから、教わる人たちは黙って聞いていれば良い」という姿勢では教わる人たちの悩みを引き出せなくなり、教わる側から疑問や質問は出てきません。教わる側の声に耳を傾けないのは良くありません。聴く姿勢はどんな立場であろうと大切です。

④要点(ポイント)を絞って伝えられる


話がわかりやすい人の特徴として、端的に要点(ポイント)を絞って伝えてくれるというのがあります。 ダラダラと説明されるよりも、「何が結論なのか」、「論点は何個あるのか」、を意識して、ポイントを絞ってくれた方が話しやすいと思います。

そのときにフレームワークとして活用できるのが、エレベータートークやPREP法といったものです。

エレベータートークとは
エレベータートークはアメリカ、シリコンバレー発祥のビジネスカルチャーです。『シリコンバレーで成功を夢みる起業家が、資金調達のために目当ての投資家が勤務するビルのエレベーターで待ち伏せをします。そして偶然を装い乗り合わせ、行き先のフロアに到着するまでの短時間で自らの事業のプレゼンテーションを行い、資金を調達した』というサクセスストーリーに由来するそうです。

エレベータートークのコツ
・結論を先に述べる
・ポイントを数で示す
・30秒~1分程度にまとめる

エレベータートークのメリット
短時間で、理解されやすいかつ記憶され やすい情報伝達を行うことができる

PREP法とは
PREP(プレップ)法とは、結論・理由・具体例・結論の流れで伝える方法です。

P=Point(結論)
R=Reason(理由)
E=Example(事例、具体例)
P=Point(結論を繰り返す)

文章作成や口頭で話を伝えるときに活用すると、わかりやすく簡潔に伝えられるメリットがあります。

エレベータートーク、PREP法などのフレームワークを活用して、要点(ポイント)を絞って伝えるようにしましょう。

⑤例え話を使う


相手の話を聞いていて、わかりやすい人の特徴の一つに例え話を挟んでくれるというものがあります。例えば話をしてくれると、脳内でイメージがしやすく、自分の胸にストンと理解できるものです。以前、Twitterで話題になった例え話があります。

「今朝

上司「だから目的と目標がごっちゃなんだって」
私「すみません分かりません」
上「お前が勇者だとして魔王を倒す事が目的になってんだよ」
私「違うんですか?」
上「違うだろ。目的は魔王を倒す事によって得られる世界平和だろ!」
私「…!!すぐ作り直します」

この後めちゃくちゃ捗った。」

xenoさんのTwitterより抜粋

「目的と目標の違い」や「目的と手段の違い」についてはどうしてもごちゃ混ぜになってしまい、混乱することがあります。この例えを見て、私自身もわかりやすいと感じました。 やはり、相手に合わせて、例え話を織り交ぜながら説明すること理解が高まるのだと思います。

⑥相手の理解度を逐一確認する


教え上手は、相手の歩幅に合わせることができる人です。歩幅というのは理解度ですが、相手の理解度を一つ一つ順を追って確認しながら、理解の足りないところを追加で説明し、フォローすることが大切です。

相手の理解度が追い付いていないのに、ドンドン説明したとしても教わる側は成長できませんし、教えるだけ無駄になってしまいます。 相手の理解度を逐一確認していきましょう。

⑦見本を見せる


良きリーダーは率先垂範の姿勢が強いと言われているように、良き先生もお手本を見せて、相手に理解してもらおうとします。

戦前の日本海軍の大将であった山本五十六さんは、

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」

と言っています。まずは自分がお手本を見せることが大切です。

⑧叱ることを恐れない


教えていて、相手が素直に実行してくれれば良いのですが、仮に「指導したことを守ろうとしない」、「教えたことをしっかり聞いておらずやれない」といった状況が続くのであれば、叱ることも教える立場の人は必要です。「叱る」とは自分の感情を出さずに相手のことを考えて、「指導する」イメージです。「怒る」と「叱る」の違いとよく言われますが、怒りというネガティブな感情を切り離して、相手をより良い状態に成長させるための行為が指導です。叱り方が上手い人は、叱った後に良い点を褒めるなどしてフォローしたり、励ましたり、改善策として具体的な行動を示してくれるものです。

しかし、最近、「後輩に対して、叱れないんです。」という方が増えてきています。叱ると嫌われるのではないか?という気持ちがあるのだと思いますが、叱らずに後輩の成長を妨げるのは教える側の怠慢です。叱ることを恐れないようにしましょう。

⑨相談しやすい空気を作る


教える側は教わる側の気持ちに寄り添うことが大切ですが、実際に相談しやすい空気を作っていくことが大切です。例えば、「質問があれば、いつでも相談してね。」だけでなく、「質問があれば、チャットで送ってもらえれば、時間があるときに返せれるから、気軽にメッセージしてね」の方が直接聞かなければいけないというプレッシャーを軽減させられます。

ほかにも、「教える自分が忙しそうにしていて、声掛けられないときは付箋に書いて教えてね」といった言葉掛けでもプレッシャーは減らせると思います。「相談してね」といって相談できる人は実は多くないのです。遠慮してしまう人が多いので、そういった人でも相談しやすい空気や言葉掛けをするようにしていきましょう。

⑩専門用語を多用しない


入社したての新人に専門用語を多用しても、伝わりません。英語ができない日本人に英語で話をしても伝わらないのと一緒です。仕事柄、専門用語がたくさん出てくる場合もあるでしょう。しかし、教える際は、その言葉がどういう意味なのかはきちんと教える必要があります。 「●●ぐらい、業務で使うんだから前提知識として、自分で勉強しておけよ」といっても始まりません。教えるときは専門用語やビジネス用語は多用せず、どうしても使う必要があれば、わかるように咀嚼して伝えてあげましょう。


今回は教え上手になるための10の習慣をご紹介しました。教えるときは10個のポイントを意識して教えていくと、後輩から信頼され、尊敬される先輩になれますので、ぜひ参考にしてみてください。


【執筆者情報】

ビジネスゲーム研究所 米澤徳晃

研修会社に入社後、研修営業、研修講師業に従事。その後、社会保険労務士法人で人事評価制度の構築やキャリアコンサルティング活動に従事。その後、独立。講師登壇は年間50登壇を超え、講師としてのモットーは、「仕事に情熱を持って、楽しめる人たちを増やし続けたい」という想いで、企業研修を行っている。

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