遠方参加でも安心!オンラインのビジネスゲーム研修でおすすめのゲーム7選と事例を紹介!

遠方参加でも安心!オンラインのビジネスゲーム研修でおすすめのゲーム7選と事例を紹介!

遠方参加でも安心!オンラインのビジネスゲーム研修でおすすめのゲーム7選と事例を紹介!

リモートワークが急速に普及する中、企業の研修スタイルも大きく変化しています。オンライン研修は、地理的な制約を超えてチームメンバー同士がつながり、効果的な学習体験を提供する方法として注目を集めています。その中でも、ビジネスゲーム研修は、単なる講義型研修では得られない、実践的なスキルとチームワークを培う優れた手法です。

オンラインで実施されるビジネスゲーム研修は、リモート環境でも参加者が主体的に取り組み、コミュニケーションを活性化させるためのツールとして非常に有効です。この記事では、オンラインビジネスゲーム研修の重要性やメリットを解説し、具体的にどのようなゲームが効果的であるかを事例と共にご紹介します。チームワークを強化し、リモートでの業務に必要なスキルを磨くために、ぜひ参考にしてみてください。

目次
オンラインビジネスゲーム研修とは?
・オンラインビジネスゲームの重要性
・オンラインビジネスゲームの目的”
オンラインビジネスゲーム研修のメリット
・参加者同士のコミュニケーションが増える
・リモートワークにおける基礎知識を学べる
・リラックスして研修に臨むことができる
・チームビルディング、アイスブレイク等の重要性に気付ける
オンラインビジネスゲームのおすすめ7選
・コンセンサスゲーム「砂漠からの脱出ゲーム」
・コンセンサスゲーム「NASAゲーム」
・コンセンサスゲーム「雪山での遭難シミュレーションゲーム」
・コミュニケーションゲーム「サッカーのポジション当てゲーム」
・コミュニケーションゲーム「7人の人事異動ゲーム」
・コミュニケーションゲーム「ビールゲーム」
・経営戦略やマーケティングを重視したゲーム「ビズストーム」
ゲーム種類ごとの活用事例のご紹介
活用事例:コンセンサスゲーム
活用事例;コミュニケーションゲーム
活用事例:経営戦略やマーケティングを重視したゲーム

オンラインビジネスゲーム研修とは?

オンラインビジネスゲームの重要性


リモートワークの急速な普及により、企業研修もオンラインでの実施が増えています。従来の対面型研修では、参加者同士が直接対面し、体感的にコミュニケーションを取ることが一般的でしたが、オンライン環境下でも同様の効果を生むことが可能です。その中で、オンラインビジネスゲーム研修は、特にコミュニケーション促進の面で高い効果を発揮しています。オンラインビジネスゲームでは、参加者がゲーム内で共通の目標に向かって協力することで、意思疎通や情報共有の能力が自然と向上します。たとえば、全員が同じ画面を共有し、リアルタイムで意思決定を行う「NASAゲーム」や「砂漠からの脱出ゲーム」では、物理的な距離を超えても円滑なコミュニケーションが求められるため、リモートチームの連携力を高めるのに最適です。

また、オンライン特有の双方向性を活かし、デジタルツールを使ったスムーズなやり取りができるため、参加者は常に自分の役割や発言の重要性を意識しながら参加することが求められます。こうした体験は、実務におけるチームワークや迅速な意思決定に直結し、オンラインビジネスゲーム研修の価値が非常に高い理由のひとつとなっています。

オンラインビジネスゲームの目的


オンラインビジネスゲーム研修の最大の目的は、実践的な学びを提供することです。通常の講義形式とは異なり、ゲーム形式の研修では参加者が積極的に学びに関わり、主体的に問題解決に取り組むことが求められます。この過程で得られる知識やスキルは、参加者の実務に直接活かすことができるものばかりです。

例えば、あるプロジェクトにおいてチームが直面する問題を、ビジネスゲームを通じて仮想体験することで、意思決定のプロセスや適切なリーダーシップを自然に学びます。また、ゲームはチーム内での役割分担や協力が不可欠であり、コミュニケーション能力を鍛える絶好の機会です。リモート環境で働くことが増えている現代においては、オンライン上での円滑な連携やコミュニケーションスキルの向上が特に重要となってきており、ビジネスゲームはそのための効果的な手段となっています。

加えて、リーダーシップや意思決定スキルの向上も重要な目的の一つです。多くのオンラインビジネスゲームでは、参加者がリーダーシップを取る局面や、限られた情報で迅速な決断を下す場面が含まれています。このような体験を通じて、実際のビジネスシーンにおけるリーダーシップの重要性を実感し、スキルを磨くことができます。

オンラインビジネスゲーム研修のメリット

参加者同士のコミュニケーションが増える

オンラインビジネスゲーム研修の大きなメリットの一つは、地理的な距離に関係なく、参加者同士のコミュニケーションを活性化できる点です。物理的に離れたメンバーでも、同じ目的を共有し、協力して問題解決に挑むことで、自然とお互いの意見交換が活発になります。ゲームを通じて、普段は言いにくい意見や考え方もオープンに議論され、チーム内の関係性を深める効果があります。オンラインツールを駆使して意見をリアルタイムで共有したり、ディスカッションを進めたりする過程で、効果的なコミュニケーションスキルが身につきます。

リモートワークにおける基礎知識を学べる


リモートワークが主流となりつつある現代のビジネス環境では、オンライン上での効率的な業務遂行が求められます。ビジネスゲームを通じて、参加者はリモート環境でのコミュニケーション方法や、時間管理、タスクの割り振りといった基本的なリモートワークの基礎知識を実践的に学ぶことができます。例えば、「ビールゲーム」のようなサプライチェーンのシミュレーションゲームでは、オンライン上での情報共有や指示伝達のスキルが求められ、これらのスキルをゲームを通じて学ぶことができます。

リラックスして研修に臨むことができる


オンライン研修では、参加者が自分のペースで学ぶことができるため、対面形式よりもリラックスして取り組むことができます。特にビジネスゲーム形式の研修では、遊びの要素が含まれているため、ストレスなく参加できるというメリットがあります。プレッシャーを感じずに問題解決やチームワークのスキルを高めることができ、普段は積極的に発言しにくい社員もリラックスして意見を出せる環境が整っています。リラックスした雰囲気の中で進める研修は、学習効果が高まる傾向にあります。

チームビルディング、アイスブレイク等の重要性に気付ける


オンラインビジネスゲームは、ただのスキル習得を超えて、チームビルディングの大切さを実感させる効果があります。特にリモート環境下では、直接顔を合わせることが少ないため、チーム間の信頼関係が希薄になりがちです。ビジネスゲームでは、全員が同じ目的を持ち、協力して課題に取り組むことで、自然とチームワークが醸成されます。アイスブレイクの役割を果たすゲームも多く、特に新しいメンバーが加わったばかりのチームや、コミュニケーションに課題を抱えるチームにとって、ビジネスゲームはチームビルディングの重要なきっかけとなるでしょう。

オンラインビジネスゲームのおすすめ7選

コンセンサスゲーム「砂漠からの脱出ゲーム」


このゲームでは、チームで協力して限られたリソースを使い、砂漠を脱出するシナリオに挑みます。参加者は各自の意見を出し合い、最も効率的な脱出方法を決めるためにコンセンサスを取ることが求められます。


【概要】
砂漠からの脱出ゲームゲームとは、研修や採用選考時のグループワークでチームビルディングの要素を学べるゲームです。 グループとチームは目的意識を持って、活動しているかどうかが大きな違いですが、ただのグループからチームに変化していく流れを体験することができます。 砂漠からの脱出ゲームゲームでは、個人の意見とチームメンバーの意見をすり合わせながら、チームで同じ解答を選ばなければいけません。 いわゆるチームメンバーとの合意形成(コンセンサス)が必要がとなるゲームです。

【ゲームの設定】
ゲームの設定では、参加者の乗った小型飛行機が故障してしまい、砂漠に不時着し、砂漠で遭難してしまいました。 不時着時の衝撃で小型飛行機の中にあった荷物は炎上してしまい、ほとんど壊れ使用不能となりましたが、リストにある12アイテムは破損を免れて完全なまま残っていましたので生き残るためにそれを使用して話し合うこととなりました。 12アイテムの中で必要なものから重要度の高い順に1位から12位までの順位をつけていき、専門家の回答結果との差異が少なくなるようにチームで話し合うゲームです。

【オススメな理由】
全員の解答を一致させる必要があるため、時には意見が対立することも想定されますが、それを多数決や個人の強制(一人の意見)ではなく、
しっかりと話し合って合意することの重要性を理解していただけます。

砂漠からの脱出ゲームのご紹介ページはこちら:https://business-games.jp/teambuilding_sabaku/

コンセンサスゲーム「NASAゲーム」


NASAゲームは、月面で遭難した際に必要なサバイバルアイテムを選び取るゲームです。限られた情報の中で、チーム全体で最良の選択を導き出す必要があり、合意形成力を養うことができます。


NASAゲームは、チーム内で、アイテムの優先順位を話し合い、メンバーとの合意形成を行うゲームです。設定は、月に不時着した宇宙飛行士となり、320km離れた母船に戻るため、手元に残った15個のアイテムに対して優先順位をつけていく、というゲームです。

●方法
1.参加者を4~6人ずつのグループに分けます
2.始めに、個人でアイテムの優先順位と理由を考えます
3.次にグループで話し合い、グループとしての優先順位と理由を決めていきます。
4.正解とグループの答えがどれだけズレたかを計算し、チーム効果を測ります。

適当や妥協して順位をつけるのではなく、正解だと思うロジック(筋道)を明確にし、メンバー間の合意の上で決定することが求められる内容です。

このゲームの面白いポイントは、NASAによる模範解答があり、模範解答に最も近いチームの勝利となります。

詳細は、下記のページを参考にしてみてください↓↓
NASAゲームの紹介ページ:https://business-games.jp/teambuilding_nasa/

NASAゲーム

コンセンサスゲーム「雪山での遭難シミュレーションゲーム」


雪山でのサバイバル状況において、どうやって生き延びるかをチームで考えるゲームです。参加者が各々の判断をもとに協力し合い、最適な選択を導き出す能力が試されます。


雪山での遭難シミュレーションゲームは、NASAゲームと同様に、グループメンバーで話し合い、回答を決める、つまり合意形成(コンセンサス)を取り合うゲームです。オンラインでは、ZOOMやTeamsなどを使用しましょう。 ゲームの設定としては、以下のようになっています。

ワーク状況

20××年 12月29日 AM9:30

あなたたちは、年末休暇を利用して、オーロラ見学ツアーに出かけました。 美しいオーロラの姿に期待を膨らませながら、飛行機に乗り込みました。

「オーロラが見えるといいんだけどなぁ・・・」
「あまり期待しない方がいいかもよ。なんせ相手は自然なんだから」

しかし・・・あなたたちのセスナ飛行機は、突然、磁気嵐に襲われました。
エンジンが大破し、なすすべく、飛行機は急降下を始めました。

操縦士は、最後の力を振り絞り、操縦かんを操作しつづけます。
副操縦士は、乗員に「本機はまもなく墜落します!姿勢を低く体を保護して!」

「南東方向、およそ32キロに集落あり!」

セスナ飛行機は、突然の磁気嵐を受け、アメリカ・カナダ国境付近の雪山に墜落。
操縦士たちは亡くなってしまい、機体は湖の底に沈没してしまいましたが、あなたたちは、無傷で脱出に成功できました。

墜落地点から一番近い、小さな町は、32Km離れたところにあります。

気温は最大マイナス40度まで下がります。
周りには、枯れ木がたくさん落ちています。

あなたたちは、それぞれ防寒着の他、以下の10個のアイテムを持っていました。

雪山で生き残るために、最終的に全員で話し合い、10個のアイテムの優先順位をつけてください。

「まずは、重要なアイテムを見極めよう」 、
「冷静に判断するため、まずは各自で考え、最後は全員で話しあおう。」と、
あるメンバーが言いました。生き残るため,10アイテムの中で必要なものから重要度の高い順に1位から10位までの順位をつけてください。
(最も優先度が高いものが1位となります)

10アイテムのリストは以下です。

10個のアイテム一覧
・ライフル一丁(弾24発)
・板チョコ10枚
・固形油の入った金属缶
・スキーセット1式
・サバイバルナイフ
・新聞紙朝刊5日分
・方位磁石
・大箱入りのマッチ
・大型懐中電灯(電池入り)
・ウィスキー1本

このゲームは、専門家による模範解答があり、その模範解答に近づけるために話し合いを行います。
複数チームでの実施の場合は、専門家の正解に最も近いチームが優勝となります。

詳細は、下記のページを参考にしてみてください↓↓
雪山での遭難シミュレーションゲームの紹介ページ:https://business-games.jp/snowmountain_sounan/

雪山ゲーム

コミュニケーションゲーム「サッカーのポジション当てゲーム」


このゲームは、チーム内で役割分担を決定するシミュレーションで、サッカーにおける各選手のポジションを最も適切に配置することが目的です。チームメンバー同士の協力とコミュニケーションが求められます。


サッカーのポジション当てゲームとは、先程のゲームと同様、ジグソーメソッドというものを活用して作られているゲームです。各自に配られた情報カードをもとに11人のスタメン選手のポジションを当てるというゲームです。実施イメージとしては以下のような内容です。

ワーク状況

みなさんは、J社の本社総務部の社員です。
明日の日曜日には、関連グループ会社のサッカー大会がありますが、 先程、主催会社のA社より「名簿作成の為にメンバーとポジションを知らせてくれと頼んでおいたが、未だに連絡をもらっていない。大至急連絡して欲しい。」と電話がありました。

この仕事は、係長の担当でしたが、今週、係長は出張の忙しさに紛れて忘れてしまったらしいのです。現在のところ、係長と連絡をとる方法がありません。 また、今日は土曜日のため、サッカー部のある工場は休日で、サッカー部監督の社員の 自宅に電話をしてみましたが留守のようです。

そこで、工場の人の自宅へ電話を入れたりして色々調べてみましたが、
あなたの手もとに集まったのは、断片的な情報だけです。

しかし、何とかしてA社には連絡をしなければならないので、
11人のメンバーとそれぞれのポジションを突き止めて下さい。

配られるカードのイメージは写真のような内容です。

・久保は、高校時代は野球部で、今も草野球をやっているらしい。
・CB(左)になった人は、吉田と大学時代のサッカー部のチームメイトだった。
・RSBになった人は、サッカーだけでなく、野球も趣味で行っているそうです。

●効果
サッカーのポジション当てゲームも制約条件がある中でのコミュニケーションの難しさを理解してもらえます。また雑多な情報をいかに整理して、わかりやすく解いていくかが肝になり、ロジカルシンキングの研修でも使用することができます。

サッカーのポジション当てゲームのご紹介ページ↓↓
https://business-games.jp/communicationgame_soccer/

コミュニケーションゲーム「7人の人事異動ゲーム」


このゲームでは、架空の会社内で7人の人事異動を行うシナリオに基づき、最適な異動配置を考えます。参加者のコミュニケーション力が試され、会社の構造や役割分担を理解しながらゲームを進めます。


7人の人事異動当てゲームとは、各自に配られた情報カードをもとに7人の係長の人事異動先を当てるというゲームです。実施イメージとしては以下のような内容です。

ワーク状況

みなさんは、J社の総務人事部のメンバーです。
今日の13時から臨時の役員会議が開かれることになり、
急遽1週間後に行われるはずだった係長たちの人事異動の最終決定が、この臨時の
役員会議で行われることになりました。(現在は、12時20分です)

しかし、困ったことにその原案は人事課長が保管しており、
その人事課長が出張に行ってしまっており、夕方まで連絡が取れません。

課長のデスクを見回しても、書類を探しても見当たりませんでした。

この人事異動の検討は各部の部長を集めて行いましたが、その会議に出席した部長は、
部分的にしか覚えていなかったり、間違ったらイヤだからと言ったりして教えてくれませんでした。

ただ各部長から絶対に間違いないだろうという「情報」をいくつか手に入れられました。

断片的な情報ではありますが、この情報をもとに決定した人事異動を調べないと、
臨時の役員会議で話し合いができないため、
残りの時間で7人の異動先を突き止めてください。

配られるカードのイメージは下記のような内容です。


・生産部の井伊と技術部になった人は同じ大学の出身者である
・開発部の織田は、既婚者で1年前に技術部から開発部に移ってきた
・総務部の大谷は経理部、総務部、人事部以外の部署に異動することが決まっていた

●効果
7人の人事異動当てゲームは制約条件がある中でのコミュニケーションの難しさを理解してもらえます。また雑多な情報をいかに整理して、わかりやすく解いていくかが肝になり、ロジカルシンキングの研修でも使用することができます。

7人の人事異動当てゲームのご紹介ページ↓↓
https://business-games.jp/communicationgame_jinjibu/

サプライチェーン管理ゲーム「ビールゲーム」


【概要】
ビールゲームは、1960年代にMIT(マサチューセッツ工科大学)に導入されて以降、オープンソースとして提供され、世界中で広く使われているビジネスゲームです。

参加者は、職人のつくるビールのサプライチェーンにおいて、工場、一次卸、二次卸、小売の4つのうち、いずれかの役割を担っていただきます。

このゲーム演習では、あらかじめ需要シナリオが設定されている状況において、各役割が週ごとの発注の意思決定を通じて、サプライチェーン全体のコスト最適化を図ります。このシミュレーションでは、時間やコミュニケーション上の制約の中で意思決定を行います。

●ゲームの進め方
ステップ(1)  
商品配送—「配送中」に置いてある商品を、左のマスに移動します。
↓↓※工場のプレイヤーは、「原材料」にある商品を左のマスに移動します。
ステップ(2)  
注文数オープン—「発注カード」をオープンします。
↓↓※小売店のプレイヤーは、「注文カード」をオープンします。
ステップ(3)  
販売&配送—「発注カード(小売限は注文カード)」に記載された数を、左のマスに移動します。
↓↓
ステップ(4)  
注文数の記入—ワークシートに注文数、在庫、受注残を記入します。  
↓↓
ステップ(5)  
発注移動/生産—工場の人は「生産要請」カードをオープンし、そこに書かれている数の商品を「原材料」に置きます。  
↓↓
ステップ(6)  
発注移動—発注カードを右の「発注中」マスに移動します。  
↓↓
ステップ(7)  
発注数の決定—発注数を決定し、カードに記入後、右の「発注中」マスに置きます。

ビールゲームのご紹介ページはこちら:https://business-games.jp/mentalmodel_beergame/

【学びのポイント】
実際にビジネス上で起こり得る部門間のコミュニケーションの問題やシステム上での課題について話し合うことができます。また人の思考として、課題が発生した際にどうしても「環境のせい、状況のせい、他人のせい」にしてしまいがちです。他者責任になってしまう原因を考え、問題解決に役立つ自己責任思考を学べる内容になっています。

経営戦略やマーケティングを重視したゲーム「ビズストーム」

【概要】
ビズストームとは、経営を模したボードゲームをプレイすることで、ビジネスに必要な要素を体感的に学び、実践につなげられる研修用のビジネスゲームです。 財務やコミュニケーションを重視したビジネスゲームが多い中、ビズストームは、経営戦略やマーケティングを重視したゲームとなっており、3C分析や経営戦略が求められます。

ビズストームのご紹介ページはこちら:https://business-games.jp/bizstorm/

【学びのポイント】
「顧客に価値を提供し、競合の中から選んでもらう」というビジネスの原則を起点とし、そのためにビジネス全体をどう組み立てるかという視点を身につけることができます。営業に必要なマーケティングの知識もそうですし、自社商品の魅力をどう伝えるかを考えるキッカケになると思います。

ゲーム種類ごとの活用事例のご紹介

コンセンサスゲーム「砂漠からの脱出ゲーム」の活用事例


このゲームは、チームで意思決定力を高める研修に適しています。特に、異なる意見が衝突しがちなプロジェクトチームでの活用が効果的です。例えば、新しいプロジェクトに取り組む際、メンバーがそれぞれ異なる役割や専門性を持っている場合、意見が分かれることが多くあります。このゲームでは、全員が共通の目標を持ちながら、リソースをどう活用するかの合意形成を行うため、メンバー間の対話や妥協の技術を実践的に学ぶことができます。結果として、業務における合意形成や迅速な意思決定のスキルが向上します。

コミュニケーションゲーム「7人の人事異動ゲーム」の活用事例


人事部門やリーダー向けの研修で多く活用されています。ゲームのシナリオは、架空の企業内で7人の人事異動を行うというもの。このゲームを通じて、適材適所の配置を考えるスキルや、異なる視点からの意見を取り入れる柔軟性が求められます。特に、チームメンバーの強みや弱みを理解し、それを活かした配置を行うための判断力を強化するツールとして役立ちます。リーダーがメンバーのパフォーマンスを最大限に引き出すために、どのように配置を行うかをゲームを通じて実践的に学べます。

サプライチェーン管理ゲーム「ビールゲーム」の活用事例


このゲームは、サプライチェーンマネジメントや在庫管理の研修に最適です。ゲームでは、供給チェーンの各段階において、需要と供給のバランスをどう取るかを学びます。特に、生産管理や物流に携わる社員にとって、顧客の需要に応じた在庫管理を行うことの難しさと重要性を体感することができます。企業全体での効率的な在庫管理や、部門間のコミュニケーションの課題を明確にするツールとしても役立ち、実務に応用できる具体的な知識を得られるでしょう。

経営戦略やマーケティングを重視したゲーム「ビズストーム」の活用事例


経営層やマーケティング担当者向けの戦略研修での活用が一般的です。ビズストームは、複数のシナリオを通じて経営判断やマーケティング戦略をシミュレーションするゲームです。企業の経営戦略における資源配分の重要性や、市場分析に基づく意思決定のプロセスを学ぶことができます。特に、新規事業の立ち上げや、既存事業の拡大を目指す際の戦略策定に役立ち、ゲームを通じてリスク管理やリーダーシップを強化することが可能です。実際に複数の企業で導入されており、マーケティングの基礎から、応用的な戦略まで幅広く学ぶことができるため、多くの企業で活用されています。


まとめ


オンラインビジネスゲーム研修は、リモートワークの時代においても参加者同士の連携を強化し、学びの場を楽しく有意義にするための効果的な手法です。ビジネスゲーム研究所では、多様なゲーム研修を提供しており、それぞれのニーズに応じたプログラムのカスタマイズが可能です。企業の研修やチームビルディングの際に、ぜひオンラインビジネスゲームを取り入れてみてください。

【執筆者情報】

ビジネスゲーム研究所 米澤徳晃

研修会社に入社後、研修営業、研修講師業に従事。その後、社会保険労務士法人で人事評価制度の構築やキャリアコンサルティング活動に従事。その後、独立。講師登壇は年間100登壇を超え、講師としてのモットーは、「仕事に情熱を持って、楽しめる人たちを増やし続けたい」という想いで、企業研修を行っている。

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