新入社員研修で使えるビジネスゲーム12選

新入社員研修で使えるビジネスゲーム12選

新入社員研修で使えるビジネスゲーム12選

毎年、4月は多くの新入社員が一斉に入社するタイミングですので、4月は新入社員を採用している企業にとっては、受け入れのための準備で大忙しな時期でしょう。

段取り的には11月ごろから検討を始められる企業も多いですが、1月から新入社員の受け入れを考えられる企業も多いかと思います。また4月は受け入れと同時に次年度入社のための新規採用の説明会や選考で受け入れ準備があまり取れないご担当者も多いかと思います。

そこで今回は、新入社員の受け入れ時の研修で使えるビジネスゲームをご紹介していきます。

ゲームをご紹介する前にまず、新入社員研修で導入される内容を列挙すると、だいたい下記のプログラムが多いかと思います。

新入社員研修プログラム例


・チームビルディング(同期同士のつながり)
・コミュニケーション(聴く力、質問力)
・報連相スキル
・業務改善力(PDCA)
・ビジネスマナー
・マーケティング
・財務会計知識
・リーダーシップ/フォロワーシップ

新入社員研修は入社間もないメンバー同士で受講するため、緊張感があります。 緊張感があって良いのですが、緊張させすぎると固くなり、研修中の空気づくりに失敗してしまう可能性があります

また新入社員の場合はビジネススキルやビジネス思考といった内容をまず知識としてインプットすることが必要です。 そういった点から座学的な研修も多く存在しますが、ただ知識的に学ばせるだけでは定着しづらいところもあります。研修効果を高めるために座学だけではなく、ビジネスゲームや演習ワークを通し、体感的に学べる内容の方が効果的なのです。

それでは、新入社員研修で使えるビジネスゲームをご紹介していきます。

●目次
チームビルディング系
(1) NASAゲーム
(2) 砂漠からの脱出ゲーム
ロジカルシンキング系
(3) 7人の人事異動当てゲーム
(4) サッカーのポジション当てゲーム
報連相系
(5) 報連相ゲーム
(6) 部課長ゲーム
業務改善系
(7) 鉄塔ゲーム
(8) 業務カイゼンゲーム(工場編)
ビジネスマナー系
(9) マナーの達人
財務会計系
(10) 財務の虎
マーケティング系
(11) ビズストーム
リーダーシップ系/フォロワーシップ系
(12) The商社

新入社員研修で使えるビジネスゲーム12選

チームビルディング系ゲーム

チームビルディング系ゲームのもたらす効果


チームビルディング系ゲームを新入社員研修で取り入れると、一番大きい効果は同期同士のつながりを強化できるという点ではないでしょうか?

ここ数年、コロナ禍において採用時の選考や内定者フォローの方法も対面(リアル)からオンラインに切り替わりました。そのため、内定者の時期に同期が一同に集まって何かを行うというのが少なくなり、お互いを知らないまま入社してきます。お互いを知らないので、何か困ったことや何かわからないことがあっても相談しづらく、放置してしまう可能性も出てきます。同期のつながりを強化することで悩みを相談し合える関係を作れたり、同期同士のライバル心(競争心)を醸成し、切磋琢磨しあえる関係を築けたりするのです。

また23卒、24卒(25卒も)は、大学生活の多くをオンラインで過ごしてきました。かわいそうだと思えるぐらい学生生活に制限が出てしまいました。アルバイトやサークル活動などもそうですが、先輩・後輩の上下関係を学ぶ機会が薄れたり、組織内(チーム内)で、皆で何かを成し遂げる経験が少なかったりしたため、協調性が養われていない可能性もあります。そういった点からもチームビルディング系のコンテンツを実施してみるのは有効かと思います。

(1) NASAゲーム


NASAゲームは、チーム内で、アイテムの優先順位を話し合い、メンバーとの合意形成を行うゲームです。設定は、月に不時着した宇宙飛行士となり、320km離れた母船に戻るため、手元に残った15個のアイテムに対して優先順位をつけていく、というゲームです。

●方法
1.参加者を4~6人ずつのグループに分けます
2.始めに、個人でアイテムの優先順位と理由を考えます
3.次にグループで話し合い、グループとしての優先順位と理由を決めていきます。
4.正解とグループの答えがどれだけズレたかを計算し、チーム効果を測ります。

適当や妥協して順位をつけるのではなく、正解だと思うロジック(筋道)を明確にし、メンバー間の合意の上で決定することが求められる内容です。

このゲームの面白いポイントは、NASAによる模範解答があり、模範解答に最も近いチームの勝利となります。

詳細は、下記のページを参考にしてみてください↓↓
NASAゲームの紹介ページ:https://business-games.jp/teambuilding_nasa/

NASAゲーム

(2) 砂漠からの脱出ゲーム


「砂漠からの脱出ゲーム」は、先程のNASAゲームと同様のゲームで、メンバーとの合意形成を行うゲームです。設定は、「搭乗していた飛行機が到着予定の場所から100km離れた砂漠に不時着してしまいました。生き残るために、手元に残った12個のアイテムに対して、優先順位をつけて決めていく」、というゲームです。

●方法
1.参加者を4~6人ずつのグループに分けます
2.始めに、個人でアイテムの優先順位と理由を考えます
3.次にグループで話し合い、グループとしての優先順位と理由を決めていきます。
4.正解とグループの答えがどれだけズレたかを計算し、チーム効果を測ります。

適当や妥協して順位をつけるのではなく、正解だと思うロジック(筋道)を明確にし、メンバー間の合意の上で決定することが求められる内容です。

このゲームの面白いポイントは、専門家による模範解答があり、模範解答に最も近いチームの勝利となります。

詳細は、下記のページを参考にしてみてください↓↓
砂漠からの脱出ゲームの紹介ページ:https://business-games.jp/teambuilding_sabaku/

砂漠脱出ゲーム

ロジカルシンキング系ゲーム

ロジカルシンキング系ゲームのもたらす効果

ロジカルシンキング系のゲームを導入するメリットは、小難しいロジカルシンキング(論理的思考)を楽しく学び、身に付けることができるからです。論理的思考を身に付けることで、状況把握の精度や情報収集の精度が上がります。そういった点からも論理的思考を身に付けることで仕事の質は高まるのです。しかし、一般的に論理的思考は、難易度が高いと思われ、難しさを感じるようです。(私自身も新人の頃は本を読んでも「難しいな」と感じたのを覚えています・・・) ゲームを活用することで、情報整理術などに役立つロジカルシンキング(論理的思考)を楽しく学ぶことができるのです。

(3) 7人の人事異動当てゲーム


7人の人事異動当てゲームとは、各自に配られた情報カードをもとに7人の係長の人事異動先を当てるというゲームです。実施イメージとしては以下のような内容です。

ワーク状況

みなさんは、J社の総務人事部のメンバーです。
今日の13時から臨時の役員会議が開かれることになり、
急遽1週間後に行われるはずだった係長たちの人事異動の最終決定が、この臨時の
役員会議で行われることになりました。(現在は、12時20分です)

しかし、困ったことにその原案は人事課長が保管しており、
その人事課長が出張に行ってしまっており、夕方まで連絡が取れません。

課長のデスクを見回しても、書類を探しても見当たりませんでした。

この人事異動の検討は各部の部長を集めて行いましたが、その会議に出席した部長は、
部分的にしか覚えていなかったり、間違ったらイヤだからと言ったりして教えてくれませんでした。

ただ各部長から絶対に間違いないだろうという「情報」をいくつか手に入れられました。

断片的な情報ではありますが、この情報をもとに決定した人事異動を調べないと、
臨時の役員会議で話し合いができないため、
残りの時間で7人の異動先を突き止めてください。

配られるカードのイメージは写真のような内容です。


・生産部の井伊と技術部になった人は同じ大学の出身者である
・開発部の織田は、既婚者で1年前に技術部から開発部に移ってきた
・総務部の大谷は経理部、総務部、人事部以外の部署に異動することが決まっていた

●効果
7人の人事異動当てゲームは制約条件がある中でのコミュニケーションの難しさを理解してもらえます。また雑多な情報をいかに整理して、わかりやすく解いていくかが肝になり、ロジカルシンキングの研修でも使用することができます。

●時間(目安)
45分~60分

7人の人事異動当てゲームのご紹介ページ↓↓
https://business-games.jp/communicationgame_jinjibu/

情報整理 コミュニケーション ゲーム

(4) サッカーのポジション当てゲーム


サッカーのポジション当てゲームとは、先程のゲームと同様、ジグソーメソッドというものを活用して作られているゲームです。各自に配られた情報カードをもとに11人のスタメン選手のポジションを当てるというゲームです。実施イメージとしては以下のような内容です。

ワーク状況

みなさんは、J社の本社総務部の社員です。
明日の日曜日には、関連グループ会社のサッカー大会がありますが、 先程、主催会社のA社より「名簿作成の為にメンバーとポジションを知らせてくれと頼んでおいたが、未だに連絡をもらっていない。大至急連絡して欲しい。」と電話がありました。

この仕事は、係長の担当でしたが、今週、係長は出張の忙しさに紛れて忘れてしまったらしいのです。現在のところ、係長と連絡をとる方法がありません。 また、今日は土曜日のため、サッカー部のある工場は休日で、サッカー部監督の社員の 自宅に電話をしてみましたが留守のようです。

そこで、工場の人の自宅へ電話を入れたりして色々調べてみましたが、
あなたの手もとに集まったのは、断片的な情報だけです。

しかし、何とかしてA社には連絡をしなければならないので、
11人のメンバーとそれぞれのポジションを突き止めて下さい。

配られるカードのイメージは写真のような内容です。

・久保は、高校時代は野球部で、今も草野球をやっているらしい。
・CB(左)になった人は、吉田と大学時代のサッカー部のチームメイトだった。
・RSBになった人は、サッカーだけでなく、野球も趣味で行っているそうです。

●効果
サッカーのポジション当てゲームも制約条件がある中でのコミュニケーションの難しさを理解してもらえます。また雑多な情報をいかに整理して、わかりやすく解いていくかが肝になり、ロジカルシンキングの研修でも使用することができます。

●時間(目安) 45分~60分

サッカーのポジション当てゲームのご紹介ページ↓↓
https://business-games.jp/communicationgame_soccer/

報連相系ゲーム

報連相系ゲームのもたらす効果


報連相系のゲームを導入するメリットは、報告・連絡・相談の流れをゲームで体験してもらうことで、報連相を行わなかったときに起こり得る問題や発生する損失を頭と体でしっかりと理解させられます。また新入社員研修時に、報連相は必ず学ぶと言っても過言ではないのですが、演習やワークで実践させないと、「なんとなくの感覚でやればいいか」で終わってしまう可能性があります。そこでゲームで経験を積ませることで、なんとなくの感覚ではなく、具体的にどういうときに使うべきなのか?(どういったときに報告すべき?どうなったら相談すべき?)といった報連相のコツをしっかりと掴むことができるのです。

(5) 報連相ゲーム


報連相ゲームはファシリテーター(講師)が上司役となり、参加者が部下役となり、実施します。 部下役は依頼された指示書を読み込みし、指示書をもとに課題をクリアしてもらいます。

もし疑問点や質問したいことがあれば、上司に相談(質問)をすることが可能です。 ただし、上司は外出中のため、メールでの回答となり、そのメール文面を部下は読み取る必要があります。

本ゲームでは「2つの指示」が上司から依頼されてきます。しかし、部下は、いくつ指示が出てくるかはわかりません。制限時間内に2つの指示を処理していただきます。

●効果
報連相ゲームでは、制約条件がある中での報告・連絡・相談の難しさを理解してもらえます。 報連相では相手に伝わりやすく質問を投げかけたり、相談したりすることが大切です。そういったポイントを理解してもらえるのが本ゲームのポイントです。

●時間(目安)
60~90分

報連相ゲームのご紹介ページは下記のURLをクリックしてください↓↓
https://business-games.jp/hourensougame/

(6) 部課長ゲーム


部課長ゲームとは、報告・連絡・相談、いわゆる報連相の研修や、管理職向けのあるべき姿(目標設定、リーダーシップ、情報共有など)について考えさせる研修用のゲームです。 ●方法
1.原則として1チーム5名で実施する。(7名でも可能)
2.5名のうち、1名が部長、2名が課長、残り2名が平社員役となります
3.社員間の口頭でのコミュニケーションは禁止です
4.コミュニケーションはメモ用紙を渡すことでのみ取ることができます
5.その他細かいルールは、以下のページ:部課長ゲームをご参照ください

チームメンバーには部長・課長・平社員のいずれかの役割が与えられており、クリア条件は部長役のみが知っているという状況です

部長は、課長や平社員もクリア条件を知っていると勘違いするため、クリア条件を知らない他の課長や平社員は何をすれば良いのか、なぜそのような指示を出されるのかよくわからないままプレイが進んでいきます

ゲームで起こったことを現実的な問題と関連付けて振り返り・講義を行うことで 指示の出し方、報連相の重要性、管理職としてのあり方を考えさせていきます。

業務改善系ゲーム


業務改善系ゲームのもたらす効果


業務改善系のゲームを導入するメリットは、改善意識をしっかりと醸成させられるからです。仕事は一度で完璧にできるものでもありません。2回目、3回目と繰り返し行うことで、仕事の進め方ややり方がわかり、仕事の精度が上がっていくのです。仕事の精度を上げるために改善意識、いわゆる改善サイクル(PDCAサイクル)を回す必要があります。ビジネスゲームを活用することで改善サイクルをうまく回す練習になるのです。

(7) 鉄塔ゲーム


鉄塔ゲームとは、チームごとに分かれ、お客様から依頼された『鉄塔』をおもちゃのブロックを使用し、作り上げるゲームです。 順位を決めるポイントは、お客様のニーズを満たしているか?それを踏まえ、当初、計画を立てたスケジュール・コスト・品質で、きちんと作り上げたかどうかを競い合い、優勝を決めます。

●方法
1.4~5人で、1つの会社を作ってもらいます
2.まずは、お客様からの情報をもとに見積書と設計書および施工計画書の作成を行います
3.次に、お客様へ見積書と設計書、施工計画書を踏まえて、プレゼンテーションを行います
4.最後におもちゃのブロックを使い、設計書通りに施工を行います
5.事前の計画(見積書、設計書、施工計画書)と実際の施工(鉄塔建設)と差異が少ないことがポイントです
6.ゲームは2~3期を繰り返し行い、最終的なポイントが高いチームが優勝です。

ゲーム後は、チームで動く上でのポイントやリフレクションタイム(内省)を設け、どうすれば次回以降、結果を改善できるか?を話し合います。また、プロジェクトマネジメントの基本である5つのプロセス「立ち上げ、計画、遂行、コントロール、終結」について講義を行い、ゲームと照らし合わせて振り返りをしていきます。プロジェクトマネジメントでは、次回どう改善を行うかが重要なポイントになりますが、それを体験、理解してもらえるのです。

鉄塔ゲーム プロジェクトマネジメント

鉄塔ゲームのご紹介ページは下記のURLをクリックしてください↓↓
https://business-games.jp/projectmanagement_game/

(8) 業務カイゼンゲーム(工場編)


業務カイゼンゲームとは、各チームが製造業の会社となり、商品(折り紙)を製造し、 利益合計を競うゲームで、業務改善(PDCA)の要素を加えたゲームです。 チームで、お客様の求める商品を製造し、品質・納期・コストを意識しながら、利益の合計(利益剰余金)を競い合っていただきます。

●方法 (所要時間:1時間30分~3時間前後)
1.1チーム4~5人で複数チームを作ります
2.ルール説明を行い、各手順(作戦タイム、仕入れ、販売(検品)、原価計算・・・)ごとに、進行フローの説明をします
3.作戦タイムを設け、作戦タイムでは、設定された複数の商品の型を見ながら、 商品製造にかかる方法や時間、コストの計算を行いながら、作戦を立てます。
4.ゲームの流れは、仕入れ→製造→販売および検品を行い、販売した売上金額と原価計算、利益を記入します。1期目から3期目までの経営を行います。
5.業務改善PDCAの振り返りを行います

ゲームでは、作戦タイムで立てた目標と計画に対して、どうだったのか?を振り返り、検証(Check)を行い、うまくいった点、うまくいかなかった点を洗い出し、うまくいかなかった点をチーム内で、原因分析します。 そして、Act(改善)となる対策を打ち立て、実践していき、業務改善のPDCAを回す体験をゲームで行っていきます。チームで成果を出すために必要な改善思考をより理解できるような内容になっています。

マナー系ゲーム


マナー系ゲームのもたらす効果


マナー系のゲームを導入するメリットは、ビジネスマナーの復習素材として活用できるからです。 ビジネスマナー研修では名刺交換や電話応対など実践的に練習してみて学ぶケースがほとんどです。それ自体はとても効果的です。しかし人間は覚えたことも定期的に復習しないと忘れてしまう生き物です。4月で学んだことを定期的に思い出すキッカケづくりが大切です。復習ツールとして活用してみてください。

(9) マナーの達人


マナーの達人は、ビジネスマナーの知識習得のためにゲームカードを活用して、学ぶものです。各自の持ちポイントが10ポイントで、各自の持っているポイントを取り合うゲームです。マナーの達人は、個人戦でも、チーム戦でも行えますので、チームビルディングの要素としてもご活用ができます。 ビジネスマナーを知らないことが知らぬ間に相手(お客様や取引先)からの信頼を失っている可能性があり、特にお客からの信頼損失は企業としての信用を失うことに繋がりかねないということを理解してもらえます。

●効果
マナーの達人では、ビジネスマナーを身に付けていないことによる弊害について、身を持って理解してもらえます。もし、ビジネスマナーを知らず、クイズに答えられず、ポイントが手持ちの10ポイントから減ってしまっていては、相手からの信頼を失う可能性が現場でも起こり得るという点です。

●時間(目安)
30~60分

財務会計系ゲーム

財務会計系ゲームのもたらす効果


財務会計系のゲームを導入するメリットは、新入社員に対して、売上や利益の構造をしっかり学ばせることで、自分たちがどれだけ成果を出す必要があるのかを意識してもらうことができるからです。新入社員はすぐに成果が出せる訳ではありませんが、仮に20万円の給与だとしてどれだけ売上を作る必要があるのか?どれだけ利益を獲得するべきなのかを把握できているのとできていないとでは1つ1つの生産性が変わってくるはずです。ゲームを通じて、財務の知識をしっかりと吸収してくれるはずです。

(10) 財務の虎


財務の虎とは貸借対照表、損益計算書などの会計・財務知識をゲームを通して、学ぶことを目的としたボードゲームです。 ゲームの設定では、参加者はインテリアショップの経営者となります。 ゲームの基本的な流れは商品を仕入れ、顧客に販売を行うことです。 商品には、「イス」「本棚」「ベッド」があり、それぞれ仕入れ値(原価)は決まっています。4ラウンド実施し、利益剰余金が一番多い人が優勝となります。

●効果
ゲームを使って学ぶことで「難しい」と敬遠されがちな会計・財務研修を楽しみながら学ぶことができます。レベルが2つあり、下記を中心に学べます。
レベル1: BS / PLの構造の理解
レベル2: 利益とキャッシュの違いの理解

●時間(目安)
3時間~4時間

マーケティング系ゲーム

マーケティング系ゲームのもたらす効果


マーケティング系のゲームを導入するメリットは、マーケティング的な発想や思考は座学ではなかなか身に付きづらいのですが、ゲームで体験することでマーケティング的な知識を若手の頃から養うことができるからです。営業だけでなく、他の職種だったとしても、マーケティングは必要です。お客様から選ばれるためには、どういった戦略が必要なのか?や、どういったマーケティング的な視点が必要なのか?を体感してもらうことができるのです。

(11) ビズストーム


ビズストームとは、経営を模したボードゲームをプレイすることで、ビジネスに必要な要素を体感的に学び、実践につなげられる研修用のビジネスゲームです。 財務やコミュニケーションを重視したビジネスゲームが多い中、ビズストームは、経営戦略やマーケティングを重視したゲームとなっており、3C分析や経営戦略が求められます。

●効果
「顧客に価値を提供し、競合の中から選んでもらう」というビジネスの原則を起点とし、そのためにビジネス全体をどう組み立てるかという視点を身につけることができます。  

●時間(目安)
4時間~8時間

ビズストーム

ビズストームのご紹介ページは下記です。URLをクリックしてください↓↓
https://business-games.jp/business-game/

リーダーシップ/フォロワーシップ系ゲーム

リーダーシップ系ゲームのもたらす効果


リーダーシップ系のゲームを導入するメリットは、リーダーとリーダーシップの違いについて理解して、新人でも発揮できるリーダーシップについて学ぶことができるからです。 指示待ち受け身的な考えでは無意識のうちに自分自身の行動を制限してしまい、行動量が増えていきません。その結果、成果が出づらくなるのです。リーダーシップを発揮することで主体的に行動が取れるようになり、成果が出やすくなることを体感的に理解してもらうことができます。

(12) The商社


The 商社は、参加者(プレイヤー)が3〜6⼈程で、1つのチームを組み、他のチームと様々な交渉を行いながら、ビジネスを設立していくことで、自社を拡大していくビジネスゲーム研修です。参加者が受けさせられている感がなく、熱中して取り組めるゲームです。リーダーシップや交渉力UPにつながり、営業力向上にもつながるゲームです。

●効果
【自分から】の主体性(リーダーシップ)の重要性や自分からコミュニケーションを取ることの重要性を理解してもらうことができます。

●時間(目安)
3時間~6時間

The商社のご紹介ページは下記です。URLをクリックしてください↓↓
https://business-games.jp/the_shyousya_leadership/


今回は新入社員研修で使えるビジネスゲーム12選をご紹介してまいりました。ビジネスゲームを活用することで実践形式での学びにつながり、楽しく学ぶ機会がつくれます。 ぜひ一度は活用してみてください。


【執筆者情報】

ビジネスゲーム研究所 米澤徳晃

研修会社に入社後、研修営業、研修講師業に従事。その後、社会保険労務士法人で人事評価制度の構築やキャリアコンサルティング活動に従事。その後、独立。講師登壇は年間50登壇を超え、講師としてのモットーは、「仕事に情熱を持って、楽しめる人たちを増やし続けたい」という想いで、企業研修を行っている。

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